ライフルの歴史まとめ。 より強力な飛び道具を。その要求は、ライフルの進化をますます加速させました。なんか詳しくやるのもアレなので、ササッといきます。紙→金属まずは薬莢の話。火縄式の頃から、薬莢というか「弾」と「火薬」を一つにまとめたものを使用して、リロード時間を短縮するという工夫はなされてきました。しか... 世界史 軍事 2015.12.20 2016.04.29 62
マスケットからライフルへ ようやくライフルの話まで辿り着きました。その前にいちおうおさらいですが、マスケット銃の定義というのは、 弾や火薬を前から詰める 銃身の内部がツルツルです。この2つは、マスケット銃の定義であり、マスケット銃の命中率を絶望的なものにしている原因でもありました。命中率を上げる「命中率を... 世界史 軍事 2015.11.24 2016.01.02 104
マスケット銃兵がレミングスになるまで 命中率がクソ。これが、マスケット銃の最大の欠点でした。マスケット銃は銃身の中がツルツル、前込め式のため口径がガバガバですので、命中率の劇的な改善は原理的にもう無理。諦めます。こうして、マスケット銃は「ピンポイントで狙撃する兵器」ではなく、一斉射撃により弾幕を張って「面」で攻撃する... 世界史 軍事 2015.11.10 2015.11.23 203
マスケット銃の命中率www フス戦争での大活躍によりその存在をヨーロッパ世界に轟かせた「銃」。しかし、黎明期の銃は、ライバルであるクロスボウやロングボウと比べると、著しく劣る点がありました。それは、とにかく命中しないということ。誰にでも扱えて、轟音と閃光で敵を怯ませられる、という利点はあったものの、それ以上... 世界史 軍事 2015.10.23 2016.04.22 96
十字軍「あの棒なんだろ?」→ さあさあ、飛び道具シリーズもいよいよ大詰め。今回から銃についての話に入っていきますよ。銃の黎明期中国に起源を持つ「突火槍」は、モンゴル帝国を経由して、ついにはヨーロッパまで伝わっていきました。ヨーロッパでは、特に、筒の部分の材質に改良が施され、初期は「竹筒」や「鉛」だったものが、... 世界史 軍事 2015.10.05 2016.05.09 98
大砲を巨大化させていくと… 中国において、古来より脈々と続けられてきた、不老不死薬の研究。彼らは、いろんな材料を手当たり次第に混ぜたり熱したり冷やしたりしていたわけですが、その蓄積が「なんかめっちゃ燃える」物質の配合の発見につながり、そして「火薬」へと昇華し、やがては「火薬兵器(火器)」の考案へと至ったの... 世界史 軍事 2015.09.23 2015.11.03 95
木炭と硫黄と硝石を混ぜた結果www ここ何回か、「飛び道具」について、終わりの見えない話を続けておるわけですが 、今回から「火薬の時代」に突入します。皆さんのご賢察の通り、あれほど有能だった弓を駆逐したのは銃です。ですが、その登場までには、これまた長い試行錯誤がありました。けっして「火薬を発見したンゴwww銃を作る... 世界史 科学・技術 2015.09.06 2016.05.09 113
遊牧民+複合弓とかいう最強タッグ はい。前々回、前回と、人類最強の飛び道具であった「弓」について書いてきました。弓には、「長弓」「複合弓」「弩」と、大まかに分けて3つの種類があるわけですが、今回は、そのうちの「複合弓」について見ていきたいと思います。遊牧民族と複合弓「遊牧」というのは、牧畜のスタイルの一つで、枯れ... 世界史 軍事 2015.08.09 2015.11.03 138
「弓」の進化を振り返ってみる。 もっとも原始的な弓というのは、こんな感じのやつ。木の棒。紐。シンプル。これは一つの材料で作られるので、「単弓(セルフボウ) 」と呼ばれます。材料は森に山ほどありますし、作るのも簡単。石器時代の人々は、しばらくの間これを使っていたと推察されます。アフリカの原住民なんかが使っているの... 世界史 軍事 2015.07.26 2015.11.03 113
「弓」とかいう有能兵器 さて、前々回から、飛び道具について書いてまいりましたが、今回も続きます。今回のテーマは「弓」。投槍器のシェアを根こそぎ奪い、人類史の大半において圧倒的なトップシェアを誇った有能兵器であります。しかしながら、最初に言っておかなくてはなりませんが、弓矢の起源についてはいまいちよく分か... 世界史 軍事 2015.07.11 2015.11.03 57
石器時代のカラシニコフ。「投槍」。 16世紀。西洋世界が大航海時代に入っていったこの時代、世界で最も強く雄大な国家はスペインであった。新大陸の発見以後、この地の豊富な金銀に目をつけたスペインは、「コンキスタドール(征服者)」を送り込み、南米の国々を次々と征服していった。征服の途上で発見した先住民族を悉く虐殺し、財宝... 世界史 軍事 2015.06.29 2015.11.03 76
最古の飛び道具。「石」。 この写真は、2000年10月29日、侵攻してくるイスラエル軍の戦車に対して石を投げようとするパレスチナの少年の姿を写したものです。少年の名前は、ファリス・オーデ。当時14歳。彼はこの写真が撮影された10日後、同じようにイスラエル兵士に石を投げつけました。しかし、石vs機関銃では勝... 世界史 軍事 2015.06.13 2016.01.17 120
さあ、シベリアで木の本数を数えてきてくれたまえ! 世にブラック企業は数あれど、シベリアでの強制労働に敵うブラック職場はそうはないでしょう。シベリアといっても広いし定義も色々あるわけですが、だいたいロシアの上半分がシベリアと呼ばれる地域です。色がついてるところ一年の半分以上が氷点下、土は一年中凍っているようなこの地域で、かつて死ぬ... 世界史 経済 2015.05.24 2015.11.03 116
偉人の若い頃wwwwwww 歴史上の人物のイメージというのは、基本的に教科書に載ってる写真のイメージに依存します。その権勢が最大となった頃の写真が使われるのが一般的ですし、全盛期というのは普通はある程度歳がいってからになるわけです。なので、まぁ当たり前ではあります。とはいえ、外人は、たいへん劣化が激しいとい... 世界史 人物 2015.04.28 2015.11.27 93
WW2中のアメリカの凄いところを挙げてく さて。そういうわけで、「兵器の生産量」という切り口で各国を眺めると、アメリカ合衆国が突出していることが分かりました(知ってた)。むしろ、前回記事なんかはコメント欄の方が充実しているという有様であり、非常に続きを書きにくいわけですが、皆様いつもありがとうございます。コメントをたくさ... 世界史 経済 2015.04.13 2015.11.03 116
アメ公のチート生産力www アメリカと言えば物量。物量と言えばアメリカ。第二次世界大戦において、アメリカの物量が群を抜いていた事は、みなさんもなんとなくご存知でしょう。そんなアメリカの生産力を、各国と比べてみよう!というのが今回の試みです。しかし、「生産力」というのもなかなか曖昧な言葉で、何を比較するかで全... 世界史 軍事 2015.04.04 2015.11.03 151
インドを支配した結果wwwwwww 一部のネット上で、「畜生国家」の名を欲しいままにしているイギリス。英国紳士などと嘯きながら、その本性は凶暴野蛮とされています。そういった風評からの先入観により、我々もついつい「ブリカス」などと呼んでしまうわけですが、イギリスは本当に畜生なのでしょうか?2chの歴史スレの論調に流さ... 世界史 経済 2015.03.21 2025.01.04 136
東インドに会社を作ろう!! そんなこんな※で、17世紀に入ると、出遅れた国々も盛んに航海に乗り出すようになり、スペイン、ポルトガルの2強だった大航海時代は新時代を迎えます。それを象徴するように、スペイン(ポルトガル)の東インド独占を打破し、東インドで直接貿易をするという快挙を成し遂げる国が現れます。※そんな... 世界史 経済 2015.03.07 2015.11.03 61
会社をつくるということ。 さて、前回見たとおり、大航海時代の初期において、東アジアにおける覇者はポルトガル。そして、新大陸における覇者は、スペインでした。→前回記事:香辛料美味すぎワロタwwwポルトガルの没落とスペインの繁栄この2国が他のヨーロッパ諸国に先駆けて大航海時代へ突入できた理由は、14世紀後半と... 世界史 経済 2015.02.23 2015.11.03 62
香辛料美味すぎワロタwww 人類は、古来より貿易に精を出してきました。貿易というのは、異国との商取引。見たこともない珍しい食べ物、貴重な資源、美しい工芸品、新しい知識・技術などなど、魅力あふれる品々。貿易を通してそれらをお互いに交換することで、これまで文明が発展してきたと言っても過言ではありません。貿易では... 世界史 文化・芸術 2015.02.12 2015.11.03 58