地中海→イタリア→フランス→イギリス かつては太陽の沈まぬ国と称されるほど広大な領土を誇ったイギリス。最盛期の20世紀初頭には、世界中に領土(植民地)がありまくって、常に領土のどこかに太陽が出ている状態。1910年の版図。すげえ。学問、文化、芸術、経済、産業、どれをとっても世界トップレベルの国なのであります。なのに、... 世界史 文化・芸術 2025.03.30 2
むしろ、天然痘の時はどうだったのか。 注意!本記事における画像の一部はあまりに刺激が強すぎるので、モザイク処理してます。どうしても見たいという奇特な方だけクリックすること。これまでの歴史で最も強烈なパンデミックを起こした伝染病はスペイン風邪ですが、最も長い期間に渡って人類を苦しめたのが天然痘でした。そして同時に、よく... 世界史 自然・生物 2020.05.05 2025.01.04 77
じゃあ、スペイン風邪の時はどうだったのか。 世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。年末年始ごろ武漢で起こったパンデミックのニュースは、まだ我々に取っては現実感のない人ごとの話でした。しかしあっという間に世界に感染者が広がり、日本でも着実に感染が広がってしまっている状況。当ブログごときがこの事態に対してできる事などあ... 世界史 自然・生物 2020.05.01 2020.05.04 28
金銀財宝の賢い使い道 やーなんかうかうかしてたら新年になっていました。みなさま、あけましておめでとうございます。今回のテーマは、硬貨。つまり貴金属製のお金についてであります。時系列的に言えば、「メソポタミアの粘土板」と前回お話しした「紙幣」の間に来るお金です。浅い理解のまま行き当たりばったりで書いてい... 世界史 経済 2018.01.03 86
お金がないなら借りればいいじゃない ども。引き続き、お金は借用証書であるという前提で、話を進めていきます。今回は、現代紙幣の起源についてです。金の預かり証もう割と有名な話ですが、紙幣の起源は、中世から近世にかけて登場した、金細工職人が発行する金の預かり証です。金細工職人は、材料の金を安全に保管するため、頑丈な金庫を... 世界史 経済 2017.12.17 39
借金を記録した結果www お金とは、借用証書である。というのが前回の結論でした。お金に書かれた額面は、金や銀や大麦のような確かな「価値の量」を表しているのではなく、誰かが背負っている「負債の量」を表しているのです。そのことがよくわかるのが、古代メソポタミアの経済システムであります。最古の貨幣座薬現時点で最... 世界史 経済 2017.11.26 52
物々交換とかいう無理ゲーwww ビットコインが再び高騰しているようで、未だ心の傷は癒えません。さて、前回は広く一般に受け入れられている「お金」の起源や歴史について、簡単に眺めてみました。しかし、その定説は本当に正しいのか。今回からは、その辺についてちょっぴり考えてみたいと思います。お金の起源?お金のない世界現代... 世界史 社会 2017.08.15 113
旧約聖書アラビア起源説 みなさま明けましておめでとう御座います。年末年始を挟み、そしてちょっぴり更新をサボったら、すっかりこれまでの内容を忘れてしもうたwなので、おさらいを織り交ぜながらいきますね。エジプト?この一連のシリーズの取っ掛かりは、「出エジプト記の舞台はエジプトじゃないのでは?」という疑問。記... 世界史 宗教 2017.02.09 174
ヘブライ語とかいう架空の言語wwwww 常識的に、旧約聖書の舞台はパレスチナだとされています。聖書考古学者は、旧約聖書で描かれたイスラエル人の歴史を裏付けるため、パレスチナを熱心に発掘し続けてきました。しかし前回見た通り、その発掘成果は哀しい…あまりに哀しいものでした。パレスチナ説の根拠説というより大前提みたいな扱いで... 世界史 宗教 2016.12.24 171
パレスチナでは何も見つかっていない 最初にちょっとおさらいになりますが、旧約聖書にはだいたい次のような歴史が書かれています。超適当な年表B.C.2100年メソポタミアの遊牧民アブラハムが、神の指示でパレスチナに移住。B.C.1700年アブラハムの孫たちがパレスチナからエジプトに移住するが、やがて奴隷に。B.C.12... 世界史 宗教 2016.12.06 2016.12.19 104
旧約聖書を書いたのは誰?? 長い間、旧約聖書という書物は「神から預言者へ直接伝えられた啓示」をそのまま書き留めたものという位置付けでした。であるからして、そこに書かれた内容に間違いなどないはず。となると自動的に、旧約聖書に描かれたイスラエルの民の壮大な歴史もまた「真実であるはず」でした。しかし。前回までに見... 世界史 宗教 2016.11.05 2016.11.22 124
天地創造とかいうガバガバストーリー ちょっと今回は、エジプトがどうとかそういう話はいったん置いときます。その前に、そもそも「旧約聖書」は一体どういう書物なのか。どのようなプロセスで書かれたものなのか。先にその辺についてまとめておいた方が、後がスムーズになるかなと思いまして。といわけで、今回はちと寄り道です。旧約聖書... 世界史 宗教 2016.09.20 2016.09.21 113
旧約聖書とエジプトの無関係具合 旧約聖書の原文にある「msrym」という単語。これは、一般的には「エジプト」を意味する単語とされていますが、どうも怪しいというのが前回の内容でした。B.C.3世紀に旧約聖書はヘブライ語からギリシャ語に翻訳されたわけですが、それより古い時代に「エジプトをミツライムと呼んだ事例」は一... 世界史 宗教 2016.08.18 2016.08.22 125
出エジプト記(エジプトとは言っていない) 全39巻に及ぶ旧約聖書の2巻目にあたる、「出エジプト記」。旧約聖書の中でもひときわストーリー性に富んでおり、「モーゼが海を割った」や「神様から十戒を授けられた」といった、よく知られたエピソードが登場する書物であります。出エジプトのあらましこの出エジプト記で語られているのは、いわゆ... 世界史 宗教 2016.08.03 2016.08.04 136
ユダヤ人とアメリカ大統領の関係性www さて、引き続きユダヤ人がアメリカ政治に食い込んでいく様子を見ていきます。トルーマンの場合副大統領とかいうおまけアメリカでは、大統領が任期中に死んだり辞任したりすると、新たに選挙とかではなく、副大統領がそのまま昇格する事になってます。しかし、任期中に繰り上がりになるなんてことはそう... 世界史 政治 2016.05.05 2016.11.12 83
ユダヤ系アメリカ人の存在感www さて、いろいろあってアメリカに集結してきたユダヤ人。持ち前の勤勉さのおかげか、長い歴史の中で培った金融ノウハウのおかげか、教育に力を入れた結果か、はたまたYHVHの御加護のおかげか。兎に角、20世紀初頭のアメリカ経済界において、幾つかの分野で彼らは一定の成功を収めました。ユダヤ人... 世界史 政治 2016.04.10 107
ユダヤ人が迫害された結果www こんにちは。突然ですが、今回はユダヤ人についてです。ユダヤ人の系譜一般的に、ユダヤ人は古くから、差別・迫害されてきた苦難続きの民族とされています。そんな彼らの歴史を少し見てみませんか。BC19世紀〜出エジプト旧約聖書によると、ユダヤ人の祖はもともとウル(今のイラク)に住んでおり、... 世界史 政治 2016.03.18 2016.04.12 174
ロビー活動とかいうフェアな活動 アメリカでは、しょっちゅう銃の乱射事件が起きます。大小合わせるともう毎年何十件も発生しており、日本人からすると「またか。」以上の感想はありません。これほどまでに乱射事件が頻発する原因は様々あるとは思いますが、その要因の一つには銃の普及率が高いことが挙げられます。 現在、アメリカ国... 世界史 政治 2016.02.19 2016.05.26 96
現代兵器の母「機関銃」 「人を撃つ」という行為に強い抵抗感を持つ人間。「同種同士で殺し合うのは人間だけ!」という話は、よく耳にします。しかし、実際に人を撃てない兵士の事を想うと、なんだかんだいっても人間はけっこう優しい生き物なんだと分かりますね。ただ、この事実は第二次世界大戦が終わるまで各国軍にきちんと... 世界史 軍事 2016.01.24 2016.02.01 105
人間は、銃で人間を殺せるか? ここ数回、銃の性能がどのようにして向上していったのか、つらつらと書いて参りました。何しろ初期の銃というのは命中率が糞だった。↓それがライフルに変わっていく中でかなり改善していった。↓人がたくさん死ぬようになった。とまあ、大体こんな感じの話の流れでしたね。これね、嘘。すまんな。人は... 世界史 軍事 2016.01.03 2016.06.12 265