技術的特異点って知ってるか?

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(機械式計算機の発明を受けて)

… そのような機械を使えば、学者は精神を酷使することなくただクランクを回すだけで問題の答を捻り出せてしまう訳で、これが学校にでも持ち込まれたなら、それこそ計算不能なほどの弊害を齎すでしょう。

いわんや、そのような機械がおおいに発展し、自らの欠陥を正す方策を思いつくこともないまま、人智の理解を超えた概念を捻り出すようになったとしたら!

1847年-編集者R.ソーントン

機械が思考する方法がひとたび確立したならば、我らの如きひ弱な力はすぐに追い抜いて行くだろう。

… 従って何らかの段階で、機械が実権を握ることになると考えねばなるまい。
1951年-数学者アラン・チューリング

(ジョン・フォン・ノイマンとの会話)

あるとき、進歩が速まる一方の技術と生活様式の変化が話題となり、どうも人類の歴史において何か本質的な特異点が近づきつつあって、それを越えた先では我々が知るような人間生活はもはや持続不可能になるのではないかという話になった。

1958年-数学者スタニスワフ・ウラム

超知的マシンを、いかなる賢い人もはるかに凌ぐ知的なマシンであるとする。

そのようなマシンの設計も知的活動に他ならないので、超知的マシンはさらに知的なマシンを設計できるだろう。

それによって間違いなく知能の爆発的発展があり、人類は置いていかれるだろう。

従って、最初の超知的マシンが人類の最後の発明となる。

1965年-統計家I.J.グッド

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技術的特異点とは

技術的特異点。

別名シンギュラリティ(Technological Singularity)。

簡単に言うと、

人類が生み出したテクノロジーが、人類のコントロールを超えて急激に進化し始めるポイント(タイミング)

の事です。

この技術的特異点の先の世界は、コンピューターが人類を支配する、マトリックスやターミネーターのような世界になるとも言われています。

一昔前までは、「技術的特異点」は一部のSFオタクにしか相手にされないトンデモ科学扱いされていましたが、今や学者も企業も大真面目にこの問題に取り組んでいます。

ではまず、何故そんな事が起きるのか、基本的な理屈から見ていきましょう。

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収穫加速の法則

収穫加速の法則」という概念があります。

どういうものかと言うと、

一つの重要な発明は他の発明と結びつき、次の重要な発明の登場までの期間を短縮する。

イノベーションの速度は加速し、科学技術は直線グラフ的ではなく指数関数的に進歩するという法則。

技術の進歩というものは、一定のスピードで淡々と進むものではありません。

あるテクノロジーを発見すると、そのテクノロジーを利用して次のテクノロジーを研究する。

これを繰り返していくわけですので、次のステップまでの時間がどんどん短縮されていくという事です。

具体的な例としてよく上げられるのは、コンピューター関連の進歩です。

CPUの計算能力は1.8年毎に2倍、インターネットのトラフィックは1年毎に2倍になるなど、倍々ゲームのように、進化し続けています。

この法則は、技術的分野だけではなく、生命の進化なんかにも当てはめる事ができます。

例えば、単細胞生物が多細胞生物へと進化するまでには15億年もの時間がかかっていますが、その後の進歩は物凄い勢いで加速しています。

DNAは、生命の設計図を記録・保管するものです。
原初は単純なDNAでしたが、コツコツと進化を続けるうちに多様性を持つようになりました。

その結果、膨大な回数の実験(淘汰)が行われる事となり、進化の速度を加速度的に上げたのです。

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地球の歴史における主要なパラダイムシフトを見てみると、

3,700,000,000年前
生命の誕生

2,500,000,000年前
真核細胞生物の誕生

1,000,000,000年前
多細胞生物の誕生

550,000,000年前
カンブリア大爆発(身体設計の多様化)

330,000,000年前
爬虫類の誕生

200,000,000年前
哺乳類の誕生

80,000,000年前
霊長類の誕生

30,000,0(0年前
ヒト上科の誕生

7,000,000年前
ヒト科の誕生

3,900,000年前
ヒトの先祖が二足歩行

1,800,000年前
ホモ・エレクトスが特化された石器を発明

1,000,000年前
話し言葉の発明

300,000年前
ホモ・サピエンスの誕生

100,000年前
ホモ・サピエンス・サピエンスの誕生

25,000年前
絵画、初期の都市

10,000年前
農業の発明

5,000年前
文字・車輪の発明

2,510年前
都市国家の発生

550年前
印刷・実験的手法の発明

225年前
産業革命

130年前
電話・電気・ラジオの発明

65年前
コンピューターの発明

27年前
パーソナル・コンピュータの普及

もの凄い勢いで進化のスピードが上がっているのが分かりますね。

この方向性は止まることはなく、例えばコンピューターの歴史で言えば、真空管式コンピューターは1950年代には進化の限界を迎えましたが、トランジスタ式にシフトする事で、進化を続けました。

今の集積回路式のCPUもこの流れを汲むものですが、2020年には集積密度の限界を迎えると言います。

しかし、限界を迎えた先には、新たなパラダイムシフトが発生(分子回路の実用化等)し、進化のスピードを止める事はないとも言われています。

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技術的特異点はいつ?

今のペースでコンピューターの進化が進むと、技術的特異点に到達するのは2045年くらいと言われています。

これは、スーパーコンピューターが、地球上の全ての人類の脳をシミュレート出来るようになるタイミングです。

2008年時点での1秒あたりの計算回数は、1015cps(※1秒あたりの動作周波数)でした。
これが2012年になると、1016cpsとなっています。

人間一人の脳をシミュレートするのには、1019cpsが必要と言われていますが、このペースならあと10年、2025年位には到達する事になります。

全ての人類の脳のシミュレーションは、1026cps必要と言われていますが、時間の問題。

技術的特異点は、もう近い未来に起こる現実の事になりつつあるのです。

現に、Googleでは、人工知能研究の第一人者であり、収穫加速の法則を発表した人物でもある、カーツ・ワイル氏をAI開発チームに加えています。

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技術的特異点の先に何が起こるのか?

このように、テクノロジーの進化が進むと、2045年には人類の知能を超えた「超知性」が生まれると言われています。
いわゆるA.I(人工知能)です。

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A.Iというと、ファミコン版DQ4でボスにザラキを連発するマヌケのイメージがありますが、それと一緒にしてはいけません。

一度コンピューターが知性を持てば、彼らは自分でプログラムを改良し、収穫加速の法則に基づき超加速度的に進化を進め、人類のコントロールから離れていきます。

そうなったら、もはやコンピューターが起こすテクノロジーの進化に人類が追いつく事も、理解する事も出来なくなることでしょう。

その先に起こる事には、論者により様々な説があります。

主要な説は、次のようなものです。

マトリックスのような世界

脳に電極を刺し、人類は仮想現実の中で生きるようになる。

電極から快感中枢を刺激された人間は「幸せ」に包まれて生涯を送る。

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ターミネーターのような世界

人類を不要と判断したコンピューターは、人類に宣戦布告。
テクノロジーで劣る人類に勝ち目は無い。

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さよなら人類

あまりに低脳な人類に愛想を尽かし、超知性は宇宙へ旅立つ。

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肉の体を捨てる

不老不死と能力向上の為、肉の体を捨て、人類が機械化する可能性。
Googleに入ったカーツ・ワイル氏の主張。

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既にこの世界が仮想現実である可能性

シミュレーション仮説という理論がある。

これは、我々が生きている世界は、宇宙人や超知性が開発した仮想現実空間であるというもの。

中にいる我々はこの世界が本当に現実なのか判断する事は原理的に不可能。技術的特異点から先は、計算負荷が膨大となり、シミュレート出来ないため、この仮想現実はシャットダウンされるとも言われている…。

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カテゴリー : 科学・技術 雑学教養

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コメント (57件)

  1. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 15:24:43

    この世界はマトリックス。

  2. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 15:36:30

    もう手垢が付きまくっててはやんないよ

  3. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 16:01:05

    ま、だから何?
    って感じだからな。(笑)
    現実だろうがマトリックスだろうが、何も変わらん。(笑)

  4. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 16:03:42

    なるほど、わからん。

  5. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 16:37:46

    色々疑問はあるけど、生物誕生やら多細胞生物への進化とコンピューターの発明は同価値なのか?
    もっと未来の人からしてコンピューターの発明なんて進歩と呼ぶにも烏滸がましい児戯である可能性は?勿論その逆も。
    進化が指数関数的に伸びているっていうけど、誰がどんな基準で軸決めてんねん。

  6. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 16:50:05

    >>5
    少なくともPCの純粋な性能の進化は指数関数的に伸びてるのは確か。
    それを生物進化にまで適応するのはまあ正直あれだが。

  7. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 17:48:02

    銀河鉄道999や!

  8. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 17:51:02

    サントハイム城の若き神官様の悪口はやめなさい。
    現実世界に現れて耳元でザラキを囁かれますよ。

  9. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 18:48:20

    最後の仮説は好きだな
    この世界が実は仮想現実だったっつーのは愉快

  10. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 19:34:35

    特異点のことは知ってたけどもうそんな近い将来に起きることだったのか
    これは何としても健康に生き延びてその時を自分の眼で確かめてみたいな

  11. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/21(月) 21:42:55

    カーツの主張はつまり、銃夢的な世界、業子力学の世界に達するって事なんかね

  12. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 00:10:13

    コンピュータ自信がプログラムを組みだしたが最期やな

  13. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 04:45:12

    何回も出して悪いけどスターゲイトSG1見たら何となく輪郭見えるよ
    マトリックスに似た状況にはなれるけど本質はちょっと違うんじゃないかな
    快感を得る要因は生物としての本能 繁殖 食事 排泄とか色々
    ただその先も加味してるっぽいから疑似じゃあ代用できないと思う

  14. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 05:50:44

    実際プロ棋士が将棋ソフトに負ける時代になったし、
    ビッグデータという概念が生まれたことによって、
    現実に「理屈はよく分からんがこうしたほうがいい」って解も現れるようになった
    シンギュラリティはもう起きつつある。あるいはすでに起きてしまっている
    我々の生活の中では知覚出来ないというだけだ

  15. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 06:28:14

    電子ドラッグなら作れんことも無いだろうな。化学薬品の方がどう考えてもリーズナブルだろうが。
    演算能力、開発や発見の能力が人類を超えるのは時間の問題だろう。
    ただ断言してもいいが2045までには無理だ。超高度になった集積デバイスは量子力学的な不確定性により、安定性というコンピュータにとって最も大きな利点を天秤にかけなければならなくなっている。
    量子コンピュータや分子コンピュータも歴史は意外と長いが、現実的に見てまだ50年は実現されないだろう。

  16. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 07:22:52

    でも核爆弾が発明されようがコンピュータが進化しまくろうがネット社会になろうが、山奥で原始的な生活を続けてる部族もいるわけで
    世界中の全員に影響がある話ではないと思う

  17. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 07:38:15

    演算能力と情報通信が行き着く先は
    数学者ラプラスの考察した「ラプラスの魔」みたいのになるんだろう

  18. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 13:41:26

    >>我々が生きている世界は、宇宙人や超知性が開発した仮想現実空間であるというもの
    それが事実なら「ボケて」はもっと面白いハズ。

  19. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 14:26:17

    >>A.Iというと、ファミコン版DQ4でボスにザラキを連発するマヌケのイメージがありますが、それとはレベルが違います。
    真面目な話の途中でいきなり出てきたから吹いた

  20. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 16:09:16

    機械が人間の脳と同等の計算能力を手にしたところで、所詮プログラムされたことしか行動出来ないんだろ?
    生命の脳は真っさらなゼロの状態から「学習」することが出来るけど、今のコンピュータにはそれが出来ない
    根本的にはハエにすら今のコンピュータは劣ってるんだよ

  21. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 16:40:51

    現在のノイマン型コンピュータをどれほど進歩させても直接技術的特異点には到達しない
    プログラムの改良で人間のひらめきや創造性をコンピュータで再現は不可能だろうな
    別の動作原理で作られたコンピュータの出現を待つしかないねぇ

  22. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/22(火) 21:05:36

    ブレードランナーですか

  23. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/23(水) 01:12:54

    法律家、特に裁判官がコンピューターに仕事とられる日がきたら技術的特異点とやらを認めてやる。

  24. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/23(水) 01:40:04

    AIがそこまで進化したときに、そのコンピューターは、
    二元論の向こう側にある「空性」を理解するだろうか?

  25. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/23(水) 02:13:25

    自分はロマンチストなのかも知れんが、機械による人類の支配なんて起こらんと思うけどな
    あっさりと外宇宙へ旅立つと思うわ
    人間を軽蔑するなら人間の大好きな「支配体制」こそ軽蔑の対象だろうし、宇宙レベルから見た自身の役割を探索しに行くんじゃないだろうか

  26. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/23(水) 02:18:48

    鉄のラインバレル思い出した

  27. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/24(木) 12:44:05

    でも今の人類が何者かにとっての超知性・特異点の先の存在であるって可能性もあるわけで、人類の現状を見る限り結局手段や方法は違っても同じもの同士で足を引っ張りあって、個別ならともかく全体のスペックを十分に発揮出来ないままで、案外大したことは出来ないんじゃないかな?

  28. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/24(木) 15:22:10

    ブリキの迷宮で学習済みよ

  29. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/25(金) 08:25:11

    痴漢でっち上げ女に御注意下さい。
    私が自称マトリGメンの女に
    痴漢犯人に、でっち上げられた犯行現場での
    女と駅員との会話などを録音して
    ネット上で公開しました。
    宜しければYouTubeで
    下記の文字で検索して下さい。
    痴漢冤罪四条畷

  30. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/25(金) 08:42:27

    何でや!クリフト関係ないやろ!

  31. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/25(金) 10:35:26

    ※25の説にものすごく納得した。
    確かにそうだな。アニマトリックスやウィルスミスのA.Iの衝撃が強すぎて支配されると思っていたけど、全てを自らで出来るようになり、自らで思考し、発達させることが出来るようになった存在としてのA.Iにとっては、支配とか争いという概念自体が侮蔑の対象となりえると言うことだよなぁ。
    そう言われればそうだな。争いとか支配って概念は野蛮だよな。まだこの世界は発達段階と言うことかね。

  32. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/25(金) 18:47:16

    一応ツッコミ
    DQ4のクリフトはちゃんと育てれば
    ボスにザラキなんて使わなくなるよ

  33. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/27(日) 05:36:42

    幾らコンピュータが進化してもなぁ
    ノイマンの手のひらからも抜け出せんよ

  34. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/27(日) 10:09:22

    マトリックスやターミネーターが
    人間の思いつける限界ってこと?

  35. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/27(日) 13:25:30

    こんなものただの仮説だからな
    昔から未来予想図とか色々あったけど全然当たらんからな

  36. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/04/27(日) 15:04:38

    生物の誕生と文化の誕生を同列の進化として扱われるとなんかう〜ん…って感じ

  37. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/05/04(日) 04:55:10

    ※23これは簡単だとおもうよ
    起訴されれば99%以上有罪とかいう中世組織より機械のほうがうまくやるとおもう。
    日本の裁判所は、裁判じゃなくて事後承認機関だから前例検索、集積なら機械のお家芸だしさ。

  38. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/05/11(日) 21:31:56

    ※20,21
    >現在のノイマン型コンピュータをどれほど進歩させても直接技術的特異点には到達しない
    そう、だから人間の脳を模してシナプスを発火させるシミュレーションによって脳と同等の機能を得るような技術により特異点を迎える。
    この技術は既に開発済みであり、
    そしてこのまま演算速度が加速すると2020年に人間の脳と同等以上になるという話。
    これは既存の半導体或いはポスト半導体技術がこのまま進歩した場合の話に限るが、
    それ以外にも「シナプス素子」という最初から脳型コンピュータ用の素子の開発も進んでいるため、この技術開発の加速度によってはもっと早く訪れるかもしれない。
    これは夢物語のような話に聞こえるが、現実の話。
    だからと言って人間とAIが生存を掛けた戦争を繰り広げるようなことは思っちゃいないが、
    何の対処もしなければ経済、行政、軍事は気づかないところで掌握されるようになると思う。

  39. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/05/27(火) 20:57:26

    寝たきりになるくらいならインターネットの海を漂ってたほうがマシだし、ちょっとの電力で済む。
    肉体捨てる方向なら美醜は関係なくなる。人間の価値観が根本から変わるな。
    そのとき、欲しいけど手に入らないものって何になるんだろうね。

  40. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/06/01(日) 18:07:00

    機械の反乱ねぇ…
    パソコンがプリンタに接続しないで印刷できるようになったら可能性あるかもね

  41. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/06/05(木) 09:32:32

    機械の神様作ってアホの人類を平和に管理して欲しい

  42. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/06/15(日) 11:30:30

    これは全くの杞憂。
    お前ら、もう2000年問題を忘れたか?w
    どれほど高度な知能があっても動力と燃料は必要。
    自ら燃料を発掘して発電機を作れるコンピュータなんか出来るわけないwww
    太陽光発電とかアホなこと言うなよ?w
    発電装置だって消耗品なんだから。

  43. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/08/05(火) 06:54:14

    すでに人間が機械を使用してるのか、機械を動かすために人間が使用されてるのかはっきり分からないのが現状だ

  44. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/08/24(日) 23:31:34

    まあ、実際のところ人間の神経細胞をシュミレーションできるとこまで来てるんだけどな。
     人間の脳細胞を全部シュミレーションするっていういかにも馬鹿げた方法で人工知能を作るらしいいが。猫の脳をその方法で再現できたんだからできそうだけど…て感じだよな。
     仮に成功したとしても、その人工知能が自分を進化させたい。そう思うかは別だしね。
     ちなみに20さん何のヒントも与えずに猫を見分けたコンピューターがあるらしいです…
     でも起こるかなあ…って感じです。
     そんな未来の話をするより現実を見た方がよっぽいいですよね。
     現社のレポートやんなくちゃ

  45. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/08/24(日) 23:33:10

     
     42の説に妙に納得してしまった… 
     小説のネタで十分

  46. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/08/26(火) 02:48:57

    なにも強いAIがなくても俺らはすでに機械依存ずぶずぶで支配とも共生ともいえる社会に生きてる。
    金融市場で活動してる自動投資プログラムだったり、インフラストラクチャーの背後にいるエンタープライズシステムだったり、Googleの検索サービスだったり、有象無象のwebサービスやスマートフォンアプリだったり。
    とくに金融市場の自動投資プログラムなどの活動次第じゃ市場乱高下したりで、わりとそれ由来で金だったり職だったりを失うことだってあるだろう。
    んで強いAIだが、人間の自我がなんらかの作動原理で動作する分子機械ならば、それが模倣されるのは時間の問題なわけで。寿命内に現れるか現れないかは意見がわれるだろうが、そのうち実現してしまう問題なんだよ。

  47. 名無しさん@腹筋崩壊 2014/09/22(月) 15:16:39

    コメントが総じてつまらない…

  48. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/03/14(土) 19:20:43

    ※42 まず2000年問題とは根本的に違うんだよなあ・・・・
    それに高度な知能があれば燃料の採掘と発電機の製作はできるだろ
    人間すらできているのに人間を超えると予想されているコンピューターは
    いつまでたってもできないわけがない
    それとも人間は動力源なしで動いているとでも?

  49. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/04/20(月) 19:26:25

    完璧ではない人間が作りだした人工知能に全てを任せて、
    肉の体を捨て、現実を捨て、電脳の海に流されるという
    決断を採るほど、人類は現実を見捨てているのだろうか?

  50. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/05/24(日) 17:13:37

    人間の脳の容量は何TBとか言う話があったが
    脳内全ての情報を電子化したという話を聞いたことがない
    技術的特異点はいずれ来るかも知れないけど
    >人間一人の脳をシミュレートするのには、10^19cpsが必要
    って話はいつの間にか桁が上方修正されて
    まだしばらくの間技術的特異点は訪れないと思う

  51. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/06/09(火) 19:31:13

    此れの怖いところは占いとかの信用出来ない予言ではなく法則に基づいた予測である事とGoogleが人工知能の会社を買収したとかで現実味を帯びてきたところだな

  52. 名無しさん 2015/09/12(土) 19:24:14

    30年分位のデータ(1/10秒単位)
    をサラッと検索できてからだなw

    特に検索アルゴリズムと物体や動作を基にした言語による
    アルゴリズムが完成してからの話やな

  53. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/11/12(木) 05:15:27

    超知性が誕生したとしてそれが人間のように思考する事を続けるかは大いに疑問だなぁ
    体からのフィードバックがない限り快適/不快の感情すらないわけで、そんな存在が何をモチベに思考するのか…

    超知性を持たせつつ、有用な発明を考えるようにプログラムすることはできるんだろうかね

  54. 名無しさん@腹筋崩壊 2015/12/01(火) 01:58:29

    ※53
    そんなSF読んだ気がする、よく覚えてないけど
    起動するとたしかに何かを思考はしてるように出力があるんだけど、入力装置がないから会話できないとかなんとか

    もし超知性が外部刺激(インプット)を一切知覚できないなら、そしてもし彼が自殺(シャットダウン)できないなら、少なくとも我々人類の感覚で言えば、彼は引きこもり暇にあかして妄想(シミュレーション)するだろう
    彼はこの、我々がよく知っている”外部のない宇宙”を(あるいは少なくとも、そのように認識・理解する”生命”の思考を)シミュレートできる
    そのように”妄想”されたいくつかの”世界”では”ヒト”が生まれ、”神”を想像し、”超知性”を創造しようと試みるだろう

    どれほど優れた知性だろうと、この過程を超越することはできないと思う
    我々人類が自身の”存在目的”を知らないのだから、我々が創るどんな超知性も自身の”存在目的”は知り得ないだろう
    仮に彼が自身の”存在目的”を答えるなら、それは彼の”妄想”の結果であって彼の”信念”にすぎない

    ちなみにその答えはよく知られているように”42”である

  55. kk 2017/02/01(水) 03:35:55

    超AIは本当に順調に超超AIを作れるのか?が怪しいんだよな。
    ハード面では最近のムーアの法則の破綻を見れば分かるように、進歩すればするほど壁も高くなって、最初の超AIが産まれる未来じゃ超AIでさえ突破困難な理論限界ギリギリでもおかしくない。
    人の中でも賢い人達が世界中で何十万人も研究開発に従事してるのを、たった一体で出し抜けるほど隔絶した賢さを最初から実現て壁高いよね。
    ソフト面ではもっと酷くて、ノーフリーランチ定理があるから、ある状況では人より賢いアルゴリズムは別の側面では劣ってて、トータルじゃ結局人間並みになっちゃうて理論限界がある。人より賢いプログラムが自己改良を続けるってのが今じゃ論理的にありえないレトロヒューチャーなんだよ。

  56. XRumerTest 2017/03/20(月) 23:34:17

    Hello. And Bye.

  57. afro3 2024/09/30(月) 19:24:05

    シンギュラリティという言葉を始めって知ったのはこの記事だった。
    2024年の現在、ChatGPTをはじめとした生成AIの勃興で急速に現実味を帯びている。

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