WW2中のアメリカの凄いところを挙げてく
さて。
そういうわけで、「兵器の生産量」という切り口で各国を眺めると、アメリカ合衆国が突出していることが分かりました(知ってた)。
むしろ、前回記事なんかはコメント欄の方が充実しているという有様であり、非常に続きを書きにくいわけですが、皆様いつもありがとうございます。
コメントをたくさん頂けて、大変励みになってます。
総力戦
本題に入る前に、まずは「総力戦」というものについて簡単に説明しておきます。
総力戦とは、「国家がすべての力を持って戦争に挑むこと」です。
この「すべての力」というのは、軍事力だけではありません。
国家が持つ「経済力」「科学力」「生産力」「工業力」といった、本当にすべての力を含みます。
さらに、戦争には「心理的影響」(士気)も大いに影響するので、「マスメディア力」みたいなのも含みます。
こういうポスターや写真だって、強さの一つ。
なお、すべての力を持って戦争に臨むというのは、「戦争がすべてに優先する」状態でもあります。いわゆる戦時体制ってやつです。
戦争がすべてに優先する状態というのは、戦時中なら当たり前のような感じもしますが、意外にそうでもありません。
例えば、イラク戦争みたいな最近のアメリカの戦争を思い出してみると、アメリカが持つすべて力を費やしたわけではないことが分かります。
あの時のアメリカの国防予算は、GDP比で4%前後。戦争前と比較してもそこまで激増したわけではありません。つまり、アメリカはいつも通りの軍備で圧勝しちゃったのです。
それに比べ、第二次世界大戦の時のアメリカの国防予算は、なんとGDP比で40%。
アルコールで言えば、氷結とウィスキーくらいの差なわけで、これは相当なものです。
そんなわけで、「総戦力」とは平たく言ってしまえば、ステータスを戦争に全振りするという、とても危険な戦争です。
普段の経済活動が成り立たないどころか、戦争に負ければ、そのまま国が滅びかねません。一か八かの賭けなのです。
そして、世界の主要国が軒並みその「総力戦」に突入したのが、第二次世界大戦でした。
その中で、アメリカ他国を圧倒した理由はたくさんあるわけですが、まあ適当にいくつか見ていきましょう。
資源
まずは資源について。
大日本帝國がさんざん苦しんだのも、この資源が不足していたからに他なりません。
一方のアメリカは、世界有数の資源大国。アメリカ本土だけでも、ざっとこれくらいの地下資源があります。
メサビ鉄山
ビンガム銅山
油田労働者。水が美味そう。
まともな油田がひとつもない日本を想うと、なんだか目から汗が。
「日本が1年かけて採取できる石油をアメリカは半日で…」という当時の武官の呻きが残ってるとか。
原油の生産量は、日本1に対してアメリカ738です。
なお、アメリカのように、国内に地下資源があるというのは、圧倒的に有利です。
例えば、ブリカスなんかは、地下資源のある植民地を世界中に持っていましたが、いざ使おうとする時には本国まで船で輸送しなければなりません。
しかし、第二次世界大戦中は、ドイツが全力を注いだ潜水艦によって輸送船はことごとく撃沈され、(元)世界の工場の全力はあんまり発揮できませんでした。
工業力
さらに、アメリカはその豊かな資源をフル活用すべく、各所に工業都市を作っていました。
例えば、今では廃墟として有名なデトロイトは、自動車製造のメッカでした。
戦時中のデトロイト
という感じ。どの都市も、戦時中とは思えない雰囲気があります。
しかも、世界恐慌から中々立ち直れずにいたアメリカは、失業者が大量にあふれていました。休眠していた工場もたくさんあった状態。
そんなところに戦争が起こったらどうですか。
「仕事があるぞー!」と呼びかければ、山ほど工員を雇用できるし、遊んでいた工業機械とかも物凄い勢いで唸りを上げて兵器を作るようになるわけです。
それでも工員が不足しがちな各企業は、給料を上げるのはもちろんのこと、「1日8時間以上働いたら残業代をつけるよ!」と福利厚生のよさをPRして(※戦時中です)、必死の人材確保に走るわけです。
戦時中ですから、若い男はどんどん戦争に行きます。となると、工員が足りなくなるわけで、女性工員も大活躍。なんと戦時中に働く女性が600万人近く増えました。
もちろん、第二次世界大戦に参加した国々は、程度の差はあれ、例外なく女性の労働力を活用していました。しかし、仕事に対するモチベーションは、アメリカが1番だったようです。労働条件とかが段違いなので、まぁ当然ではありますな。
「長い髪は危険よ!」という啓蒙ポスター。
よく見る一枚
飛行機だって組み立てちゃう
もはや貫禄すらあります
生産効率
アメリカの工業製品は、生産量だけでなく、その品質も安定して高いものでした。
その秘密は、「科学的管理法」。フレデリック・テイラーというアメリカ人の学者さんが提唱した方法論です。
超簡単に言うと、次のような感じ。
(手を伸ばす・モノを掴む・モノをテーブルに置く、みたいな)
↓
② その一つ一つの動作にかかる時間を測り、そこに無駄がないか検討する
↓
③ こうして、「唯一最善の作業方法(=マニュアル)」と「現実的な1日の作業量(=ノルマ)」が分かる
↓
④ マニュアルを工員に習得させ、熟練工も新人も区別せず同じ条件で作業させる
↓
⑤ ノルマを課し、達成したら賃金割増、未達なら賃金割引
↓
⑥作業効率が超大幅にアップ!!
そもそも、昔は一人の人間がすべての工程に習熟する必要があったわけです。
いわゆる「職人」と呼ばれる存在ですね。
彼らは、長きにわたる研鑽を通して、「高い技術」や「職人の勘」を身につけ、高い品質のモノを作れるようになるのです。
しかし、そんなすごい職人を育成するのは大変だし、誰でもなれるわけではありません。
そこで、一連の作業を分割して分業するようになっていったのが、工業の発展の一側面です。
習熟すべき工程が少なくなれば、それだけ簡単に熟練工になれるという理屈。この結果、工業製品の生産効率は、飛躍的に向上していったのです。
この「科学的管理法」は、その効率化をさらに後押ししたと言えます。
なお、アメリカにおける一人あたりの生産効率は、戦中を通じて向上し続け、1928年と1943年では1.3倍にもなっております…。
メシ
ところで、工業のばっかり人員を動員すると、次は食料の不足が心配になります。大豆やトウモロコシを育てるのだって、人手が必要ですからね。
ところが、同じように大恐慌から立ち直れていない農家とかが、「国がいくらでも買い取ってくれるぜ!」とばかりハッスルして、なんと穀物生産量は戦前の1.5倍まで増加しますw
なんか、土地のスケールが違うんだよなぁ…
というわけで、ざっとアメリカチートの秘密を探ってみましたが、いかがだったでしょうか。
本当はもっと複雑にいろんな要素が絡み合ってますし、アメリカはアメリカで大きな混乱や困難もあったみたいですけどね。
—–
コメント (116件)
やアN1
氷結とウイスキーとかいう例え好き
ブリカスとか書いてる時点でもうね(^-^;
アメリカがすごいのは分かったが似たような立地のカナダやメキシコがぱっとしないのは何故だろう
G7のカナダにぱっとしないというのも失礼な話かもしれんが
カナダに関してはアメリカ並みの人口を支えるだけの一次産業が存在できないから仕方ない。
メキシコに関しては……本当なんでこんなことになったんだろうw
わりと文章しっかりしてるのにブリカスとかメシとか書いてあって草生える
アメリカがいつまで続くか
※3 事実だからしゃーないんや…
ブリカスとかふざけてんのか!!グレートを付けろ!グレートを!
ひぃ~また不景気なったら戦争しそうだなアメリカ
でも それを承知で戦った国がある
今は重要な同盟国
カナダは未だに人口3千万でアメリカの10分の1しかないんだよなぁ。
国土も北の方は産業に使えないし、今は石油価格暴落で産油してたアルバータ州が息してないの。
※9
グレートブリカス…?
ナチュラルなブリカス呼びに草
植民地取られたから、俺たちドイツ相手で精一杯だから代わりに日本ぶっ潰してくれってアメリカにシツコク懇願したブリカス
日本軍居なくなったら東南アジアに戻ってきて、さあてめーらは又俺達の植民地になれってやったフラカス
氷結の下りいいねw
相変わらず面白い
タイトルやらブリカスやらに文句言ってんのはガキだろうね
とりあえず2chまとめ時代終盤記事くらいから一年分全部読んでからコメしてほしいもんだ
そういや、第2次世界大戦が終わるまでアメリカって、1社も軍需メーカーがなかったんだってね(アイゼンハワーの言葉、例の軍産複合体を非難した演説)。民生品を作る普通の会社が軍から請け負って作っていたとか。今でも戦車とかは、度トロイと兵器工廠でGMやクライスらーが共同で作っている。トヨタもデトロイト工場でアメリカ製の戦車を作っていたらしい(未確認だけど)
記事を読むとヘンリー・フォードの偉大さがよくわかる。100の工程を一人で出来るのが「職人」なら、1の工程のできる「工員」を100人雇えばいい。のちのフォードシステムがアメちゃんのチートの原動力。
※18
理論はまあ古くからあるけど、それを実際にやったのがすごいわな
他の国・他の奴じゃこううまくは行かなかったろうに
なお、作り過ぎて問題になった模様
だって石油なんて、とある先進国に一番売りつけるほどあったからな
生産効率なんて
うちの工場が今やっていることを70年前にやっているわけだ
デカいって強いんだなぁ…
中国とやり合っても今タイマンしたら負けそう
まあ実際は周辺各国から袋叩きにされるだろうけど
最大公約数的なものなのかな。
アメリカさん
効率性の悪さは日本の愚だよね・・・
未だに真面目に成績を上げる人間より
上司(or銀行)に媚びへつらう奴が出世する
まぁ、財務省&メインバンクを解体しなけりゃ日本は先進国になれないんだろうけど
>>メキシコに関しては……本当なんでこんなことになったんだろうw
メキシコ革命がひどすぎた
これだけでファンタジー小説が何冊も作れるレベル
内容はちゃんとしてるけど
タイトルとかはまだ真面目にやるのか2chのノリそのままでいくのか迷ってる感じだなw
好きにやればいいと思うのよ
そんなに資源を持っててさらに日本を支配下に置こうとしたクソども。
今はその貪欲ぶりが自国を蝕んでる。
メキシコ湾岸油田ねぇ・・・
油が海に流出した当時はこれを超える事故はないだろwwwwwと思ったら
一年後の三月十一日だもんなあ
なるほど。大恐慌からの反動ステップがあったてか。それぞれの工業都市の歴史なんてのにも触れると更に納得いくんだろうね。
自分は音楽とか文学の方面しか知らないけど、大戦中は、人材の移動もたくさんあったんだよね。ナチスの台頭とヨーロッパの荒廃ぶりに危機感を持った文化人たちがみんな流出して、結構な数がアメリカに亡命したんじゃなかったっけ。特に、ドイツオーストリアやイタリアから。
もともとが移民の国だから、きな臭い人種問題やらに嫌気がさした人たちにとっては新天地として働きやすくて、それらを吸い上げることで国力アップなんてのもあったんだろうね。
しかし、資源のキャパ比ひどすぎ。人材も・・・。こんな国に総力戦やられた日にはたまったもんじゃなか。
日本側としては、適当なところで和平条約でおちつけたかったみたいだけど、真珠湾やっちゃってるしなあ・・・。だめだめやコレ。
面白かった。
総力戦の定義って、自分の持てるすべての戦力を注ぐ戦じゃなくて、相手の戦力を根こそぎ奪う戦じゃないんか。
第一次世界大戦でヨーロッパは焼け野原
アメリカ無傷
通貨用の金の70%保有でドルが基軸通貨
そら負けねーよ
>>25
ぜひ主どのにとりあげて欲しい題材ですな。
ヒット数人気ないんだなこの国w
まあ戦後の洗脳世代のおじさんおばさんあたりかな無条件親米なの
※32
ところがWW2でも結構最初は日本にやられて講和に持ち込める状態だったらしいぞ
度重なる作戦失敗と軍の損失でアメリカ国民から戦争反対の機運がマックスになってたから
調べれば「軍部が独走して無謀な侵略戦争をした」なんてのは真っ赤な嘘で、「しかけられた防衛戦争をギリギリ講和で持ち込もう先行逃げ切り作戦をやったが国内のスパイも多く、計画通り核兵器使われて冷戦状態で世界制覇を達成したアメリカがより狡猾だった」って話
アメリカ経済を調べて見れば、日本人の税金がアメリカを存続させてきたことが分かるぜ。日本が無ければとっくに崩壊してる国だよ、あの贅沢三昧のデブ国家
※29
まだ真珠湾が宣戦布告なしの奇襲だったと洗脳されてる人がいるwwwwwwww
アメリカ=乞食暴力団
米国債を売ろうとすると不審死する短命議員官僚限りなし
日本は効率よりも仁義を優先する文化、都合の悪い事は次世代に回して臭い物に蓋をしとくとも言う。身の周りのことだけ優先して若者を切り捨てる。出る釘は打つ文化。アメの徹底的な効率優先文化には敵わない。ひとつの物を作るのに日本人は妥協しない職人肌。長い歴史がそうさせるのかもしれない。アメはある時点で妥協をする事が出来る。デカい土地を開拓する時に学んだ事なのかもしれない。悪く言えば大雑把。でも結果を求めるなら妥協出来ないといけない。
更新ありがとうございます
いつも楽しみです
ブリカスはどこまでいってもブリカスやししゃーない
記事内の突然のブリカスに草
さらにコメント欄の脊髄反射アメ公叩きにも草生えた
憎いって感情だけじゃ何も生み出さないんだよなぁ
いつも楽しみにしてます。一番面白いです。ありがとうございます。本当に面白い。
無敵モード過ぎわろた
こっから火中の栗を拾わせた日本をぶっ潰して自分で火中に手を突っ込んで大火傷するかと思うと笑える
トヨタ、日立、コマツ、東芝、パナソニック、ソニーなど日本の、企業全て戦後アメリカの手本がなければここまで日本が発展しなかったと思う
やっぱりアメリカは未だに凄い
日本は部品とか細かな分野が一流だけど完成品や大まかな規模ではアメリカが、群を抜いてる
管理人さん、前みたいにネトウヨ虚仮にするネタ取り上げてよ! スゲー面白かったのに
※45
ネトウヨコケにするネタとかあったか?
パチンコのやつか?
※46 ネトウヨってタグついてるやつやろ。なんjのスレ持ってきたやつよ
そんなアメリカでも希少金属は不足して、金属供出のために車両の解体などをやったと聞くとやはり総力戦というのはアメリカといえど厳しいものだったんだと感じる。
山本五十六が真珠湾攻撃をしなければ負けるわけがなかった。
計画通りフィリピンで待ち構えていればな。
意外だろうが、学徒動員も金属供出もアメリカは日本より早く始めている。
資源が豊富にあるにもかかわらず、つまり戦争と言うものに対する本気度と集中力が違う。
早くすき家にも科学的管理法が導入されるといいね
>今では廃墟として有名なデトロイト
諸行無常よのぅ…。
※32
ただ1929年の大恐慌が起こって以来十年間、第一次大戦に従軍した兵士の年金すら
払えなくなってきて共産革命の危機まで叫ばれた…って今となっては想像するのも
難しいような現実があったと。映像の世紀第4集で見た。
アメリカが凄い理由はいろいろあると思うけど、アメリカの強さの1番の源泉はやっぱりイノベーティブというか、様々な分野を開拓して先駆者に立てるところだと思う。その他大勢の国は「そんな所に新たに行くべき路があったのか!」とアメリカが開いた後に気付く。その他の国、特にブリカスなどにも先駆者の事例はそこそこあると思うけど、その総数はアメリカが圧倒的なのは間違いない。そして日本は国力に比して新たな分野を開いた事例というのが正直かなり少ない。
更新毎回楽しみにしてます
週一で空母を生産できたことだろうな
軽空母と護衛空母も含まれていたけど
当時の日本のお偉いさんもアメリカのすごさわかってたんだから意地張らずにさっさと講和に持ち込めばよかったのに
その前のスペインとの戦争では観戦武官が呆れるくらいしょーもない武装と戦術だったのにな。
けど兵士が死を恐れない勇気は日本人以上だって柴五郎が感嘆してた。
日本がミッドウェイで空母4隻沈められて戦局が傾いたとか言ってる一方
アメリカは開戦後に
エセツクス級正規空母24隻、インディペンデンス級軽空母9隻
ボーグ級護衛空母45隻、サンガモン級護衛空母4隻、カサブランカ級護衛空母50隻
計「132隻」の空母を生産した
差があるとかそういうレベルじゃない
日本人が戦争を「反省」するならアメリカの生産性や効率性を見習うべきなんだよなあ
しかしそういう話はまったくもって左翼の方々からは出てこない
むしろ戦前ばりの無闇な精神論を振りかざす輩ばかりでまったく矛盾している
東に本題震災の後の日本人ガンバレガンバレ死ぬ気でガンバレという世論には異常性しか感じなかったね
テイラーの科学的管理法は公務員試験の勉強で知ったなあ
国家の基礎は政治力、軍事力、経済力の3本柱だ!!
日本やドイツはこれが叶わなかった、特に石油、鉄鉱資源が植民地政策を採っている割には石油資源のある樺太(サハリン)や東南アジア諸国を掌握していなかったからと石油採掘技術などが無かったことが仇になった。鉄鉱関係などの資源確保もままならず失敗、大戦末期は日本国内で鉄や銅などの加工品を搾取して軍事物資(戦闘機などの原料)に回すはめになった。あと、当時の日本の外務省が大戦突入前にしっかりと戦争回避への努力をするべきだった。結局、ルーズベルト大統領率いる米国政府に踊らされ、真珠湾攻撃を開始してしまった。日本の外交力は情けないことにこの頃と今とそんなに変わらない。
当時の米国は太平洋側で日本と大西洋欧州側でナチスドイツと戦争するぐらい凄い。
ミッドウェイ海戦で米国はそれまでにレーダーを開発していてミッドウェイ海戦で初めて実用した。日本海軍はここから劣勢に立たされた。あと日本やドイツは戦争で挙党一致体制で戦争に全力してるのに、米国本土は一部の国民は戦争とは無縁な者もおった。当時の無声映画やポパイなど娯楽なども充実していた。アインシュタイン(ユダヤ人)が米国に亡命するぐらい米国本土は安全だった。
後半は性能物量とも日本よりはるかに上だった
1943年時点で無条件降伏状態
※59
あの状況でガンバレというのに何がおかしいんだ?
むしろ阪神淡路大震災にしろ日本の復興スピードの速さは異常すぎるほどだぞ
壷の一部だけに常駐してないでちゃんと「現実」を見ようぜ
日本「物資を届けられん・・・悪いけど大和魂で何とかして」
アメリカ「物資が補給所に収まりきらねえ・・・」
でも日本は別に(一部の作戦を除いて)補給を軽視していたわけではないと思う。重視もしていないけど。
制海権が取れないのが不味かった。潜水艦に輸送船沈められまくり
輸送船団護衛についてた海軍の通信がすべて傍受されてて
潜水艦や空爆で沈め放題だったんだよ
情報戦の重要さがまるでわかってなかったのも大問題
対米開戦した瞬間に「やってられっかー!」と帽子ぶん投げても怒られないレベル。
国としての基礎スペックも当然世界一なんだがそのスペックを余すこと無くつかってたんだからそりゃどうしようもないって話だよな
現代のアメリカからみたら色々改善要素はあるんだろうが当時のアメリカ軍のロジスティクスや生産工程管理を現代の各国のそれと比較しても充分優秀の部類に含まれそうだもんな
あー・・・アダルトビデオがモザイク無しってとこかな?
※64
未だに終わる目処がつかない区画整理に汚染物質除去作業
本当に現実を見る気があるなら、4年も経って未だ真っ当に住める土地には戻ってない事に気付くんだよなぁ
それこそ東電のグズグズな事後対応とかをヘマやらかした職人(笑)一社に任せず、様々な組織で効率的に情報解析・共有していれば事態はもっと好転していただろうよ
結果は出ているから現状のままでいいって考えが悪いんだと言っているのに、どうしてすぐさま同じ轍を踏みながら説教を垂れられるんだろうな(笑)
所詮全部アメリカが奪ったものなのによく関心してられるな
きっと今自分がアメリカにゴミのように殺されてもアメリカを賞賛するのだろう
GHQ様様だね
※67
開戦した瞬間はかなりというか超有利だったぞ?
あの勢いがずっと続いてれば完勝できたくらいの有利さだぜ
まあ2年間だけだったけど
テイラーの科学的管理法っていうのか~。渡米して10年になるけどまさに自分がその一部になって働いてる感じがする。残業は少ないし、したらちゃんと払ってもらえる。日本で働いてたときはブラックだったんだなーと思うわ。昭和一桁生まれの父が、私がこっちで働き始めてから仕事の仕方とかをよく聞いてくるのは、やっぱり戦争に負けた理由みたいなのを知りたいんだと思う。
※71
感心しちゃいけない理由はないだろw
俺は自分がアメリカにゴミのように殺されても、鮮やかなやり方で殺されたのならその手際にはきっと感心するぜ
それ以外の感情も持つだろうけど、全く感心しないということはあり得ないな
ああ、殺されたら思考も行動もできないか
なお、米国にまけた国は、戦後に科学的管理法を魔改造して世界屈指の産業国家となった模様
TQCを生み出した先人は偉大だわ(ご存命らしい)
アトムズフォーピースですね
キンメル、フレッチャー、バンデクリフトが容赦なくクビになる組織風土かな。
一方、ミッドウェー後も「仇を取らせて下さい」の一声で南雲と源田が居座った日本海軍ェ……
日本の大本営は最後まで、総力戦を理解しなかったな
アメリカのすごいとこはプロパガンダの策士。一国を追い詰めることにかけては容赦なく天才的。一般人は陽気で素直な人が多いとこ。
イラク戦争は圧勝なのか…?
(国家総動員でドーピング状態の)現時点なら勝てる!
なお相手も本気を出した模様。しかも本命は欧州戦線という
しかしアメリカも純国民の高齢化は避けられず移民大量受け入れでその内国民の大半が中国人という落ちになる運命
あのアメリカにケンカをふっかけて一時期でも対等の戦いをしたというだけで評価されたこと。
珊瑚海海戦までかな
なんでさ、白人国家がこんなに進歩したのにアジア民族は土人国家ばかりなんだ?
すくなくとも千年前は中華の方がヨーロピアンより遥かに最先端だったハズw
何時からこんなに差がついたんだ?w
日本も米帝の影響がなければ未だに未開の国だっただろう
徳川の江戸時代が続いていたかもしんねw
朝鮮なんて、多分電車も通ってないと思うw
中華が辛うじて機関車が通ってるかもしれねw
米英類はiphone使ってると思うw
↓白人の作ったルールで戦ってるんだから自分達の利益を損ねる様な”土人”を生
かしとくわけねーだろ。
不利ならルールにケチをつけて変更、従わないヤツは徹底的に叩く!
好きで”土人”ヤってるヤツはほとんど居ねーよ!
※36
アメリカが事前に察知していたにせよ公的な宣戦布告が届く前に襲撃したのは揺るぎ無いんだよなぁ
アメリカがそれを上手に利用しただけであって、宣戦布告が前後してしまった落ち度は在米日本大使館の所為だしアメリカどうこう以前の問題なんだわ
つか宣戦布告自体がなかったなんて思ってる奴なんていないだろ
2020年の前までには開始するであろう、全世界的に発生する大陥没現象(東京から真っ先に始まる。)物凄い勢いで人口が減ってゆく事。
秋予定の金融空間の大破壊、その後の金融ルール改変の連鎖。
空気感染型のエボラを超える様な伝染病の世界的流行。
大変動期に突入した我々の社会。これらの情報を提示しています。
グーグル検索 今後の予定
アメリカはこれ以上ない程揃ってる国だから。
穀倉地帯もある、地下資源もある、先進的な考え方もある。
足りないのは哲学と倫理だけだ。
読ませる文章なのにブリカスとか書いてあってワロタw
総力戦は、総力を出して切って戦って相手の総力を潰す戦いのことです。
保守派の学者達の耳触りの良い主張の引き写しとしか思えないコメントが多い。
しかも、その意見があたかも学会の定説であり、異なる意見の持ち主が不勉強であるかの如き言い様なのが気になる。
自分が直接、史料に当たり結果として保守派の学者と同じ意見を持つに至ったなら未だマシだが、そうでないならもう少し異なる意見にも耳を傾ける謙虚さが必要ではないだろうか?
※67何こいつ?
当時のアメリカの造船工場は東海岸に集中していたから、
真珠湾攻撃に前後して連合艦隊がパナマ運河を押さえていればアメリカ海軍は大西洋で身動きが取れず、日本が勝てたかもしれないと妄想してる。
大変勉強になった。
分かりやすいけどブリカス使うセンスに草←個人的にすごく好きよ
しれっと混じってるブリカスに草生える
小学校の授業で先生が日本の偉い人(?)の言葉を引用して
「日本人が米どころかヒエやアワすら食べれなくて雑草食べてしのいでいたのに、その頃、アメリカ人はステーキを食べていた。これは負けても仕方がないと思った。」
という話をしてくれた。
子供だったから単純に「そっか、だから負けたんだなー」と思ったけど当然他の要因もあって、でも先生は小学生に解る例えを話してくれたんだなぁとちょっと思い出に浸ってしまった。
ここの話は自分には解りやすくて、昔先生が解りやすく話してくれた話を聞いている様でほっこりするよ。
先生はブリカスとかは言わなかったけどねw
進歩していた頃の漢民族はイラン系のコーカソイド(白人)だぞ
孔子も司馬遷も諸葛孔明も白人
のちに蒙古や鮮卑などのトルコ系黄色人種が侵略してきて
先住白人を絶滅させてシナ大陸に居座った
※49 五十六は戦線不拡大派だったんだよなぁ。命令には従うのが軍人。それを守らなかった暴徒が関東軍の石原莞爾。近衛文麿の派兵宣言のタイミングも悪かった。支那情勢のしわ寄せが国内に来た結果が真珠湾攻撃であって、五十六が全面的に悪いわけではない。
もっと言えば、関東軍が戦線を拡大しなければ、陰謀を行わなければ、軍拡派兵をする必要もなく、アメリカとも戦わず、満州利権がうはうはの状態での維持が可能だった。関東軍が外交官の努力をすべて水の泡にしてしまった。軍部の暴走に日本は負けたんだよ。とどめを刺したのがアメリカだってだけで。
軍部にだけ責任があるわけじゃない。特に、広田弘毅はやらかしてしまった。軍部大臣現役武官制を復活させてしまったことで戦争の勃発をさらに加速させてしまった。それを理由にA級戦犯として裁かれ絞首刑になっている。
だけどね、そうせざるを得ない理由があったんだよ。当時の内閣は大臣が一人でもかけていた場合、内閣が成立しなかった。広田は軍部と仲がよくなかった。だから軍部は候補者を出さずに内閣を流産させようとしたんだよ。でも、それじゃいけないってことで妥協案として軍務大臣の現役武官制を復活させた。だけど、広田自身は戦争を回避しようと努力し続けていた。事実広田の外交は米支ソともに高く評価されている。蒋介石が完全な抗日宣言をしたときだってまだ停戦を交渉していた。
太平洋戦争開戦における責任は一概にこの人が悪かったとは言えないんだよ。軍人石原莞爾と関東軍だけは混じりっけのない日本の内憂だったことは事実だけどね。
上に書いたことだけど実はかなり端折った。もっと詳しく、正しく知りたかったら『馬鹿八と人は言う』と『落日燃ゆ』をお勧めする。だけど『落日燃ゆ』の方『広田弘毅―「悲劇の宰相」の実像』はをセットとして読んだ方がいい。『落日燃ゆ』はいい小説だよ。だけど、感情移入しちゃうから正しいとかわらなくなっちゃう。個人的には『落日燃ゆ』が断然好きなんだけどね。だから『落日燃ゆ』のアンチテーゼ的な『広田弘毅―「悲劇の宰相」の実像』には腹が立った。けど、知識と歴史的な正確さだけの部分でいえばこっちの方が優れているかもしれない。こっちには情が一切ないから。
いきなりこんな長文書いちゃってごめんね。最後まで読んでくれてありがとう。
ブリテンのおかげで日本は近代化し
ロシアに勝って
アメリカにズタボロにされた
日本人はあまり調子に乗らないほうがいいね(´・_・`)
石原莞爾は確かに戦争の引き金を引いたと思うけど、
その傷口をえぐって回復不能なまでにダメージ与えたのは近衛文麿だ。
日本人は職人気質というかマニュアル仕事馬鹿にしてるからなあ
いい面でもあるけど馬鹿でも使える様に出来るってのがマニュアルの凄いところ
ナチュラルにブリカス呼ばわりしてて草
歴史上、世界のあちこちでやらかした事を考えると、グレートどころか
ウルトラ付いてもおかしくないブリカス。
アメリカの犯罪行為を肯定しないが、アメリカが勝利した要因を分析するのは良いと思うが。
アメリカは資源や数だけでなく、ソフト面(生産効率、衛生)で圧倒している。
企画とマニュアルで誰でも女性や学生などが作った武器も使える。故障した機体の武器から別の機体にパーツ使えるなど優れている。日本の部品や弾薬の企画や制度がバラバラで数が無いのに送られてくる武器や部品が使えないのは人命軽視とともに反省し伝えるべき事実だと思う。
戦争を反省し、戦争を否定するのでなく、次は被害なく勝てるように考えていくべき。(アメリカには勝てないけど)
製造の簡略化もそうだけど、同時に規格化も大きかった。
始皇帝が単位を統一したように、工業製品の規格化を進めたってのがでかい。
まぁ、規格化が成立するためには工業生産力(大量生産可能)が重要だから、結局は工業力って事になるんだけど。
あとぶっちゃけ、戦争軍需を狙ってて、かつその下準備をしてたってのも大きいけど
アメリカが軍拡始めたのって1933年のビンソン計画からだぞ
しかも戦争準備じゃなくて失業者対策w
この失業者対策のための建艦実績がたった三年で空母3巡洋艦21補助艦艇多数に艦上機500というもので、日本海軍は顔面蒼白&早く殴りこまないと勝てなくなると大慌てになってしまったが……
ひょっとしたらひょっとするかもだから生産技術だとか
その部品の共通化だとか進めて言ったほうがいいのかもね。
どうだろ?あんまり変わっていない気もするんだよね。
電機関係もそこらへんにシフトしてもぜんぜんいいかも・
あ~~もう中国がシャープ買う気満々か。。。
中国は面子と関係の文化があるからなぁ
これが市場の失敗や組織の腐敗を誘発しまくってるから、結果的に生産力ががた落ちしてる
資本主義の権化とも言える合衆国と比べると、やはり中国の子供っぽさが際立つね
アメリカに対する考え方よりも
日本に対する反省点が多すぎて負けるべくして
負けた戦いと言える
敗因は政治経済工業の全てはいうまでもなく
軍事に関しても人事、作戦立案等お粗末すぎて話にならない
情報戦なんか今現在でもやられたい放題
政治もやられたい放題
いつになったら本当の意味で勝てるようになるんだろうね
何事も新しい常識は現在の常識の外側からくるのに
対応できなければやられるだけ
アメリカの番組で言ってた
戦争は科学力の結晶だと
作戦一つにも色んな分野の科学者を集めて数学的に練り上げていたんだって
日本の神風、これも上のやり方で対策されてから艦隊にすら接近することができなくなった
日本は根性、精神論だったね
論外だ(笑)
アメリカが戦争で勝てたのは生産力以外にも戦争法規を無視して一般人をも虐殺したのも大きい
後方の兵站とか補給の元となってるのは一般人が農作物とか機械の部品作っているからだ
アメリカは軍人や一般人の区別なく日本人を虐殺して、アメリカ国内の日系アメリカ人を収容所に入れて財産没収して見せしめにする事で他のアメリカ人に「政府に逆らったらこうなるぞ」って国民を脅して国民が戦争に反対できないような世論を作り上げる事ができた
日本も次に戦争する時はルール無視して国内の外国人や外国系日本人から財産没収して見せしめにすれば良い
それと精神論なんて感情論は無くす事だな
※9
ウチの奥さんはブタと罵倒すると「頭にメスを付けろや、デコ助野郎!」と返してきます
教科書より断然面白かったw
香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた犯罪企業