サイトアイコン 腹筋崩壊ニュース

火山が噴火した時に気をつける10のこと

最近、最強火山イエローストーン」の動向に注目が集まっていますが、かつて人類を絶滅させかけた火山のことをご存じですか?

それは今から7万年~7万5,000年前のこと。
インドネシア・スマトラ島の「トバ火山」が大噴火しました。

通称「トバ・カタストロフィ」

この噴火エネルギーはすさまじく、東南アジア~南アジアに猛烈な火山灰を降らせたほか、エアロゾル化したマグマガスが地球を覆い太陽を遮り、酸性雨が降り、地球の平均気温は5度下がって寒冷化したそうです。

遺伝学的な検証によると、この大災害により地球の人口は1万人程度まで減ったと言われており、その凄さがうかがえます。

実はこのトバ火山が起きたその場所で、いままた火山が噴火しています。

2010年に、眠りから目覚めたシナブン火山。ヤバ杉内。

大噴火はいつ起こるか誰にもわかりません。仮にいま再びインドネシアで、トバ・カタストロフと同じ規模の大噴火が起きたらどうなるのでしょう。

我々は生き延びて未来文明を築くことができるのでしょうか・・・。

10段階に分けてみたので皆さんもシミュレーションしてみてください。

スポンサードリンク

DAY1-経済

過去の地層を見ると、トバ火山噴火時はインドまで火山灰が積もっています。

北半球に瞬く間に広がる火山灰に、まず経済が最も敏感に反応するでしょう。穀物やエネルギーを中心に株価が暴騰すると世界市場は混乱に陥り、手元のお金の価値が一気に下がると思います。日本人はまだ静観の構えでしょうが、不安は徐々に広がっていきます。

スポンサードリンク

DAY2-物流

インドネシアでの噴火によって日本は物流のシーレーンが機能停止します。

為替相場もかつてない動きを見せ、銀行預金を食料や水に変えておこうとする動きが徐々に買占め心理を煽っていきます。

メディアは一生懸命に鎮静化を図るでしょうが、ネットで不安を煽る情報が駆け巡ると世界の金融市場が大混乱します。

スポンサードリンク

DAY3-情報

各国政府の緊急声明も焼け石に水で、デマや噂によるパニックが一層広がります。

様々な「前兆」や「予言」が生まれ、混乱に拍車をかけます。

噴火は止むどころか益々激しくなり、東南アジア諸都市は灰に埋もれ、多数の難民が救援を求めます。

日本や北米大陸にも徐々に降灰が始まります。

上空の電離層などにガスがたまり、ラジオや無線通信も世界的に困難になります。

スポンサードリンク

DAY4-政治

アメリカや中国による被災地「人道支援」合戦が始まります。

次第に領土争いの様相を呈しますが特に中国人民解放軍の進軍はすさまじく、主要都市は次々とコントロール下に置かれます。

世界はこれを強く批判し、政治的緊張状態が生まれます。日本では地方に至るまでかつてない物資不足となっていきます。

スポンサードリンク

DAY5-エネルギー

経済と物流の混乱はエネルギー輸入を不可能にし、日本でも全国で計画停電が行われます。

資源備蓄の少ない国では早くも電力不足となり、各種産業が破たんしていきます。

医療も日に日に困難になり、体力の無いお年寄りなどから死者が出始めます。

DAY6-天候

火山周辺を中心にかつてない規模の嵐が起き、東南アジアは洪水や疫病などで更に壊滅します。

ここにきて、アメリカやヨーロッパ各地でも暴動やテロが頻発し、バギーに肩パッドの武装集団が世界中で出現します。

ヒャッハー

日本はそうした事態こそないものの自衛隊がそこらじゅうで巡回し、人々は家の中でひっそりと息を潜めます。

既にコンビニやスーパーには何もなく、農作物は降灰の影響で枯れ果てます。

DAY7-放射能

世界各地で領土紛争や資源獲得戦争が起き始める中、想定外の事故が重なった外国の原発のいくつかは制御不能に陥ってメルトダウンします。

放射能は風に乗って北半球全体に広がり、もはやまともに屋外に出ることも難しくなります。

宗教的ないくつかの団体が民心を集め、政治は機能不全に陥ります。

日本にも片言の日本語を話す武装集団が横行します。

DAY8-食料

悪天候や洪水、放射能による農家の離散、日照不足などで地球全土の食料が不足しはじめます。

個人備蓄や配給物資もとうに途絶え、食に敏感な日本でもついに混乱が本格化します。
食料を求めた暴動や殺人が世界規模で日常化し、我々一般人の多くがこのステージで餓死するなどして脱落します。

一部の権力者や大きな混乱を免れた地域、そして武力闘争に勝ち抜いた世紀末覇者だけが生き残ります。

DAY9-

地球上空を覆うエアロゾルの影響で、冬が来ると高緯度の地域は完全に凍結します。

東京はシベリアの様になり、燃料不足もあって人口は更に現象します。

エアロゾルは夏になると逆に温暖化現象をもたらし、極地の氷を溶かしていきます。
疫病、津波、大嵐、大干ばつなどで内陸沿岸を問わず文明が崩壊していきます。

飲用可能な水も少なくなり、日本へ水を求めてやってきた外国軍と自衛隊の交戦があちこちで始まります。

核を持たないいくつかの国は、核兵器により壊滅します。

DAY10-希望

さぁ、ここまでなんとか生き延びてきたあなたは、この状況で短くて百年、長ければ数千年を耐えてもう一度平和で豊かな世界を作らねばなりません。心の準備はできたでしょうか。

あ、言い忘れましたが彼女か嫁がいないと数十年で詰むので、必ず男女ペアで生き延びてくださいね!

モバイルバージョンを終了