原爆が爆発する仕組みを頑張って説明してみる
ご存知の通り、今のところ人類が創り上げた最強の兵器は核兵器です。
核兵器は、昔ながらの火薬を使った爆弾と比べて、文字通り桁違いの威力なので、もう適切な使い所がないという…。
核兵器の種類
核兵器は、大きく分けると、
原爆(原子爆弾)
と
水爆(水素爆弾)
の二種類になります。
日本が投下されたのは原爆の方ですね。
原爆は「核分裂」を利用し、水爆は「核融合」を利用しています。
核分裂とか核融合というのは、原子核がくっついたり分裂したりするという意味ですが、その時にすごいエネルギーを出すのですね。それを利用して大爆発を起こすのが、核兵器なのです。
原子のしくみ
原子の構造
全ての物質は原子の集合体です。
原子爆弾の材料となるウランやプルトニウムもそうです。
その原子というのは、
①陽子(プラスの電気を帯びている)と、
②中性子(全く電気を帯びていない)と、
③電子(マイナスの電気を帯びた)
の3つから構成されています。
陽子と中性子がくっついて「核」を構成し、その核の周りを電子が飛び回っています。
陽子と中性子は合わせて「核子」と呼びます。この核子同士がくっついて原子核になるわけですね。
陽子の数
原子は、原子核に含まれる陽子の数によって、その性質が決まってきます。
これ、理科の授業で見たことありますよね。主だった原子の種類を左上から右に向かって陽子の数順に並べたものです。
最も軽い水素の原子核は、陽子1個。
2番目に軽いヘリウムの原子核は、陽子2個。
原爆の材料で有名なウランの原子核には、92個の陽子が含まれています。
質量欠損
この世の全ての物質の原子核には、陽子と中性子(=核子)が含まれていますが、 陽子と中性子はほぼ同じ重さなので、核子の数が多ければ多いほど原子は重くなっていきます。
しかし、単純に増えていくわけではありません。
ここで問題です。
・ヘリウム原子は陽子2個、中性子2個
では、ヘリウム原子は水素原子の何倍重いでしょうか??
シンプルに考えれば、答えは「4倍」です。
しかし、実際にその重さを比べてみると、3.97倍なのです。
不思議ですね。
核子は、結合するとバラバラの時より軽くなるのです。
この現象を、「質量欠損」と言います。
では、この減ってしまった質量はどこに行ったかと言うと、核子同士の結合エネルギーに変換されています。
核子同士がギュ〜ッとくっつく、この「ギュ〜ッ」の力の源が、核子の質量なのです。
ここで出てくるのが、アインシュタインの有名な公式、
エネルギー=質量×光速度の2乗
です。
これが表しているのは、エネルギーは質量であり、質量はエネルギーであるという事。
禅問答のような話ですが、その実例がこの質量欠損なのです。
なお、「ギュ〜ッ」に必要なエネルギー(=質量)は、物質の種類によって異なります。
このグラフはかなり大事。よぉぉく見ておいてください。
横軸は核子の数。
右に行くほど重い物質になります。
縦軸は質量欠損の度合い。
上に行くほど質量がたくさん減ります。
このグラフを見てみると、核子の数が60個くらいの所が、一番質量欠損が大きくなっていますよね。
質量欠損が大きいという事は、核子同士の結合エネルギーが大きいという事。すごくギュ〜〜〜ッとくっついているのです。
鉄とかニッケルとかが、「最も安定している物資」と言われているのはその為です。
水素から鉄までの物質では、核子の数が増えるに従い、核子あたりの質量はどんどん軽くなります。
そして、鉄より重い物質になると、核子の数が増えるほど、核子あたりの質量はどんどん重くなります。
いったんまとめ。
さて、文系の皆さんの為に、ここまでの話をまとめてみます。
①原子は、「原子核」とその周りを飛ぶ電子で出来ている。
「原子核」は、「陽子」と「中性子」がくっついて出来ている。※「陽子」と「中性子」を合わせて「核子」と呼ぶ。
原子核に含まれる核子の数でその原子の種類や性質が決まる。
②核子がくっついて原子核になると、くっつく前より質量が減る。
減った分の質量は、核子同士が結合する為のエネルギーに変わる。これを「質量欠損」と言う。
③質量欠損が一番大きいのは鉄。
それより重い物質になると、質量欠損は小さくなる。
核分裂した結果www
こういった原子核の特徴を利用したのが、核分裂反応なのであります。
核分裂反応とは、原子核が分裂する事です。そのまんまですね。
1つの重い原子核が、2つのより軽い原子核に割れ、その時ついでに2~3個の中性子がフリーになって飛び出します。
ウランの場合。
この時、ウランがより軽い原子2つに変わるわけですが、ここで例のグラフを見てみましょう。
ウランのように核子の数が200個以上もある原子核と、核子の数が100個位の原子核を比較してみると、100個位の原子核の核子の方が軽いわけです。
便宜的に、ウランの原子核の重さを200mgと想定して、真っ二つに割ってみましょう。
ウランを真っ二つに割ると、割れた後の原子核の重さは、100mg・・・にはなりません。98mgくらいになります。
もともと200mgだったウランですが、二つに割ると、「98mg+98mg=196mg」となり、4mgほど軽くなるのです。※この重さは適当です。本当はもっと遥かに軽い。
しかし、この余った4mgの行き場はないので、”E=MC2“の公式の通り、熱エネルギーに変換されるのです。
これが、核分裂反応を利用してエネルギーを得る基本原理です。
核融合の場合
なお、補足ですが、この方法でエネルギーを取り出せる物質は、鉄より重いものに限ります。
なぜなら、鉄より軽い物質は、原子核を割ると質量が足りなくなるからです。
鉄より軽い原子核(重さを仮に20mgとします)を真っ二つに割ると、10mgではなく、10.5mgになるのです。
もともと20mgだった物質を二つに割ると、「10.5mg+10.5mg=21mg」となり、1mgの質量が足りなくなります。
この足りない質量を補うためには、逆にエネルギーを加えてあげなくてはなりません。損するだけなので、誰もやりませんけどね。
というわけで、鉄より軽い物質からエネルギーを得ようとする場合、逆に核融合を利用することになります。
その考え方は核分裂の逆で、「核子をくっつけて余ったエネルギーを取り出そう」というものです。
例えば、水素をくっつけてヘリウムを作る場合。
水素原子には1個の核子、ヘリウム原子には4個の核子が含まれています。
そこで、水素原子を4個くっつけてヘリウム原子を一個作るわけですが、「1mg+1mg+1mg+1mg」の結果は、4mgにはなりません。
ヘリウムの方が質量欠損の度合いが大きいので、ヘリウムの質量は3.96mgとなります。
もともと4mgだったものが3.96mgになり、質量が0.04mg余りました。
この余った0.04mgをエネルギーとして取り出すのが核融合という考え方なのです。
人為的に核分裂反応を起こすには
では、どのようにして原子核を分裂させればいいのでしょうか。
科学者たちは、試行錯誤の末ついに、ウラン235という物質の原子核に中性子をぶつけると、その原子核が2つに割れる事を発見します。
代表的な原子爆弾の材料であるウランには、主にウラン235とウラン238があります。この235とか238という数字は、核子の数を意味しています。
ウランの陽子数は92個と決まっていますので、残りの数が、中性子となります。
ウラン235なら中性子は143個。ウラン238は中性子は146個です。
しかし、中性子たった3個の違いですが、なぜかウラン235の方が不安定。
これに中性子を1個ぶつけると、一瞬だけウラン236になりますが、不安定過ぎるためすぐに二つに分裂してしまいます。
この時に、2~3個の中性子と熱エネルギーが放出されます。
もしこの時、すぐ隣にもウラン235があったらどうなるでしょう?
飛び出した中性子が隣のウラン235の原子核にぶつかるので、さらにエネルギーと2~3個の中性子が出てきますね。
こうして、連鎖反応的に核分裂を起こす事が出来るのですね。
このウラン235は結合が不安定過ぎて、ほっといても一定の確立で核分裂します。しかし、ある程度まとまったウランの塊でないと、核分裂反応が連鎖する事はありません。
このある程度の量を、「臨界量」と言います。
原子爆弾のしくみ
日本に投下された原子爆弾は、リトルボーイ(広島)とファットマン(長崎)。
今度は、この二つの爆弾の仕組みを見てみましょう。
リトルボーイ
リトルボーイは、人類史上初めて実際に使用された原子爆弾です。
用いられた形式は、「ガンバレル型」と呼ばれるもの。
ガンバレルとは、砲身という意味で、文字通り爆弾の中に砲身がはいっています。
これが中身です。ウラン235の塊が砲身の両サイドにあり、片側のウラン235の裏には火薬が仕込まれています。この時点では、どちらも臨界量以下です。
片側に仕込まれた火薬を炸裂させると、ウラン235が砲身内を移動してもう片方と合体、1つの大きな塊になり、臨界量を超えて一気に爆発するのです。
リトルボーイには50kgのウラン235が搭載されていましたが、そのうちの1kgが核分裂を起こしたと言われています。残りは吹っ飛んでいきました。
1キロのウラン235が全て核分裂するのが、だいたい1億分の1秒くらい。あっという間に連鎖して爆発します。
この時の爆発の大きさは、TNT火薬に換算すると15,000トン分でした。核分裂のエネルギーがいかに効率的か分かりますね。
ファットマン
こちらは、リトルボーイと比べて随分丸っこい形です。
ファットマンはインプロージョン型という形式で、中にはこのような装置がはいっています。
外側に火薬、中心部にはプルトニウムが仕込まれています。ウランと違い、プルトニウムは自然に核分裂を起こす事はありませんので、中心に中性子を放出するイニシエーターという装置がセットされています。
外側の火薬を厳密にピッタリ同時に爆発させると、中心部に向かって物凄い圧力がかかります。
すると、中心部のイニシエーターから中性子が放出され、プルトニウムの核分裂連鎖反応が起こります。
ファットマンに搭載されたプルトニウムはたったの1kg。しかしその威力は、TNT火薬22,000トン分でした。
ファットマン投下前の長崎中心部
↓
ファットマン投下後
跡形も無くなっています…。
核兵器は、非戦闘員を巻き込んだり、環境を汚染したりと、デメリットが多過ぎて、現代の戦争においては適切な使い所がありません。
もし使われるとしたら、最後の最後にヤケクソで発射するくらいでしょうか。
ただ、棍棒でポコポコ殴ってた時代と比べたら、よくぞここまで進化したなあと思ったりもします。人類の叡智の結晶の一つなのは間違いありません。
非人道的とか危ないとか、そういう観点だけで語っても建設的じゃないですよね。
コメント (127件)
おもろい
水爆は?
原爆なんて高校の化学教師でさえ作れる物だからな
簡単、簡単
「ナイターを終了までやれ!」
水爆は核融合利用。
グラフで鉄より左側の方が傾きが急なので、核分裂より大きな質量差が生まれる。
> 人類の叡智の結晶の一つなのは間違いありません。
叡智ってのは、それを「使わない」判断ができることだよ。
まて!まさか岡野先生・・?
なんか先生の参考書思い出したんだが
おお分かり易い
※5「使わない」なんて判断はお前ですら出来る。でもお前は核兵器作れないだろ?
どっちが「叡智」かな?
※3
そのかわりハゲるぞ
3>>
作れるわけない。作れる知識が一応あるだけ。
※10
多分だけど、※3は「太陽を盗んだ男」って映画が元のネタ
映画は中学の理科教師がプルトニウムを盗んで原爆を作って政府を脅すって映画なんだけどね
※11
それをパクったのが今やってるアニメ「残響のテロル」
プルトニウムの方が強いのだろうか
へー残響のテヘルみてみる
管理人さんの「噛み砕いてわかりやすく説明する能力」は異常
面白かった(小並感)
原爆資料館でPTSD起こした俺はビクビクしながら読んだ
原爆ってすげえ禍々しい形状してるよな…
最後の写真を見て1つだけ分かったことがある。
市街地で使った場合の効果を実験しただけだったってことだね。
それを北朝鮮と中国が持っているという脅威!
>水爆は「核融合」を利用しています。
ちょっと違う
水爆は核分裂させて、そのエネルギーを利用して核融合を起こし
更にそのエネルギーを利用して核分裂を起こすというエゲつない爆弾
※5
確かに
猿がマシンガンを撃てたとしても知恵とは呼ばないだろうな
言うてエネルギー変換率は1%にも満たないレベルじゃなかったっけ?
対消滅ミサイルはよ
プルトニウムの方が強いわけでは無いが毒性が半端ないから落とした後が大変
中性子星同士の合体新星爆発で中性子がニュートリノを吸収して陽子になるおかげで金クラスの重元素が大量錬成される説が最近発表されたが、アレは重力作用のみなの?ニュートリノ加熱とか?吸エネルギー反応的なのか、発エネルゴンなのか、詳しい方、ここで教えてくれ。
よくわかりました。参考にします。
取り上げてくれるテーマは興味深く、尚かつ分かり易い。いろいろ勉強になります。記事の更新を心待ちにしています。
自然環境破壊と毒性で、使った側も使った場所に立ち入ることが出来ないのがちょっとマヌケに思えるなw
どっかの韓国グループデビューPVとタイアップ企画か?
質量欠損は鉄(Fe)でなくニッケル(Ni)が最大なのです。
典型的な恒星の核融合で生成する最終核子が鉄(Fe)原子核とされるので、誤解されがちです。
今北産業
これはノイマン特集の布石かな?(名推理)
コンピュータの無い時代にクッソ難しい計算解いてた宇宙人
なお晩年は脳腫瘍で3+4が解けなかった模様
広島→原爆
長崎→水爆
と習ったような…。
よくわからないJDとJKとJCで女子園児で分けてくれ、それだと分かる
使い道・・・地球に衝突する小惑星に仕掛けに行くとか。
寄り道が多すぎて何が伝えたいのかわからん
最初の核実験は爆縮型でなかったかなー?ガンバレル型は実験なしの1発勝負。
ソ連は水爆を土木工事に使用したって、ほんとなの?
※32
両方共原爆ですぜ。もし水爆だったらもっと被害がでかいよ
水爆のはビキニ環礁の福竜丸とごっちゃになってないか?
米国め…
※32
この解説通りで
広島:ガンバレル型原爆(ウラン使用)
長崎:爆縮型原爆(プルトニウム使用)
と、両方とも核分裂利用の「原子爆弾」
核融合反応が利用される「水素爆弾」が開発されたのはもっと後の話だね。
水爆はまだ戦争で使われたことはない。
過去の問題を掘り起こして責めるのは良くない。
あのさ
間違ってるところが多々あるんだ
人の英知が生み出した物なら、人を救って見せろ!
長崎の写真がマジでやばすぎるな
※17
おれはゲンで小学生の頃PTSD起こしたわ
忘れたい
科学者の頭脳危険すぎ
※21
猿に例える(?)なら「猿がマシンガンを発明したら叡智」って方が正しいのでは?
いや建設的なんじゃないか?
少なくとも破壊的ではない
原子の構造と質量欠損の法則ね面白かった
何処の誰だかは知らないが、叡智と言ってしまうあたり、一般人とは乖離してるねやっぱ
※45
一か月ほど前にはアメリカで研究している日系人だか日本人がエボラとかマラリアに
匹敵するような威力と脅威力の生物兵器を作って大問題になってたよ。
※8 ガキは宿題でもしてろよ。
※29
そうなんだ。
恒星核融合で生成する最終核子が質量欠損最大のニッケル(Ni)ではなく鉄(Fe)原子核なのはなぜなんだろう。
アメリカは使える核を作るって言ってなかったか?
地下基地を殲滅するバンカーバスターに搭載する5キロトン程度の核弾頭だと思ったが
※13
プルトニウムのほうが臨界量が小さい。
それと安い。
原爆の核燃料は臨界量以上を塊にしておくことができないのでインプロージョンみたいなのが必要になる。臨界量が小さいプルトニウムなら尚更だし、同時に集められる燃料の量が原爆の限界になる。
水爆の場合は集めても勝手に反応起こしたりはしないのでいくらでも大きくできる。
※48
質量欠損云々は間違ってないけど理論が古くて理解しにくいよな。
電子の軌道準位みたいなもんが核子にもあると捉えるのがより正確で汎用性がある。で、軌道の準位差が欠損する質量、つまり放出したり吸収されたりするエネルギーに対応してるってな。電子の軌道遷移にも質量欠損はあって理屈はまったく同じだからな。
※50
おおかた慣性だろうよ(本気
というか十分に大きな星で鉄の芯ができるとその衝撃が広がって超新星爆発するからなー。大きさが小さくてもニッケルを鉄にするくらいのエネルギーは慣性から取れるだろ。
※51
「杖」は核じゃないぞ?運動量兵器だ。
そろそろ太陽を盗みたくなってきた
ちらほら指摘されてる通り、原子力の原理を質量欠損によって説明するのは
色んな意味でやや筋が悪いと思う(決して間違いではないけどね)
4つの力の大きさのオーダーの違いで説明した方がより本質的で分かりやすいんじゃなかろうかと思う
専門外の人間の勝手な意見ですが
※17※44
PTSDじゃねーだろカス
知ったぶりどもめ
この二種類の爆弾を使用したという事実が、戦争による
攻撃ではなく、ただの人体実験だったという事を証明し
てる。
最初のきのこ雲の画像が笑ってるピエロに見えて不気味
世界唯一の被爆国日本だけど、その他の国々の方が逆に、異常に核対して怯えてて笑える(^ω^)。
それなりの国家は、それなりの国家である。
日本は日本であり、支那は支那であり、大清属国は大清属国である。
わかりやすいわ。面白かったです
全部読んだけどぜんぜん分からねぇw
僕は頑張るのが苦手なので、
「高純度ウラン235を沢山集める」
で終わらせちゃう(笑)。えーと、臨界量の半分同士を高速強烈にぶつけると、ウランはドミノ倒しのようにエネルギーを放出するのですよ。
個人的に、E=mc^2 で原爆を作る切っ掛けになったと報じるテレビ番組にはムカッとしますね。だったら、湯川の中間子論の方が「原爆理論」に近いじゃねーかと思ったりする。しかも、日本の原爆開発には触れなかったりするしね。
すごくわかりやすかったです。
両親共に2キロ圏内被爆の2世なんですが、80歳過ぎて両親元気。自分も元気。
ただ、両親はものすごい放射能アレルギーです。
「アベ死ね」な勢いで怖い。
仕方ないのかもしれないけど。
医療費タダ。
援護法でお金も貰ってる。
私はたくさん知って、可能な限り正しい認識を持ちたいです。
だから、ありがとう。
まだいろいろ知りたいです。
前に何かの本で読んだんだが「原爆の起爆装置は普通爆弾、水爆の起爆装置は原爆。マトリョーシカみたいなもの」とかいう説明がとても的を射ていてわかりやすかったw
火薬が爆発する理由を説明できない人に原爆をわかった気にさせてしまうとわ。
ヘタすると火が燃える理由もうまく説明できない。
ところで水爆の説明は?
毎年8月になると『必ず』日本共産党が騒ぎ出して、この類いの話題になる。
まあ、知識が無いよりマシだがね。
知識ある人からするとこれでも突っ込み所あるのかよ・・・
科学奥深いな・・・
使い道あるじゃん。
ちょうせん半島で10発くらい落としてみればいいのに。
Byマッカーサー元帥
使いどころなんて宇宙空間での隕石破壊か、本当に怪獣が現れたときぐらいしかないな
ゴジラ相手には逆効果な気もするがw
※69
んなことしたらおめー、被曝した難民が押し寄せてくるぞ
はだゲンは小学校の時のトラウマだわ
それはそうと、なんかウランを核分裂させるってことは知ってたが
こういう仕組みなのか、勉強になった
間違ってるって言ってるやつは文系の俺でもわかるように説明よろ
突っ込んでるのは「間違ってる」と言ってるんじゃないんだ。「決して間違っているわけではない」と言っているだろう?
0点か100点か、どっちかに振り切ってしまうのは悪い癖ですよ。
前か悪か、敵か味方か、2択で世の中を単純化しすぎる癖がつくと、難しいことを理解できない頭になっちゃいますよ。
水爆ってのは核融合発電装置と同じことなんだけど
水素核融合を起こすために一億度以上のプラズマ状態にしなくちゃならない
そしてそれを維持する必要もある(発電装置では強烈な磁場でプラズマを閉じ込める)
発電の核融合ではレーザーを一点集中して継続して超高温状態を作り出して核融合を起こすが
爆弾の場合は一瞬、核融合が起こるレベルまで種となる水素の熱量が上がればいいので原爆でドカンとやる方が楽
ってことだな
日本のイプシロンロケットに積もうぜ
放射線学科1年の自分が来ました。
分かりやすい説明ですね。
「太陽を盗んだ男」は長崎インプロージョン型だね
映画の小道具も忠実だったのがよく分かる
※53
51は「神の杖」じゃなくて、地中貫通爆弾の核弾頭バージョンを指しているんでないかい?
RNEP(Robust Nuclear Earth Penetrator)とかいうやつの開発計画の事だろう。
マグネターの内部にトロイダル磁場が形成されているらしいが、核融合炉の為に造るトロイダルコイルの複雑さ見ると、如何に人為で無理しているか解る。
ダブルネガティブメタマテリアルで磁場維持に利用出来ないかとゆう話を訊くが、極限天体環境内部なら天然のメタマテリアル発生環境も有るかも?
メタ縮退プラズマかな?
1行で説明できる
「元素が崩壊するときに放射線が出るしくみを利用している」
※81
それじゃあ説明になってないじゃん
それでわかる人は説明されなくてもわかる
できれば最後にこれと原子炉がどう違うか書いてほしかった
反物質が500kgあれば地球を吹き飛ばせるとか!?
確かに最近は「トラウマ」という単語が安売りされている感がある。
躁鬱と同じで患者が迷惑するから即刻止めて頂きたいものだな。
難しいけど、なんとなく理解した気がする、多分。
なんとなくだけどわかった
すごい爆弾なんだなこれ
※67
これでも緩くなった方。君、原爆映画「にんげんをかえせ」「予言」を観た事ないだろ? 俺は毎年学校で観たぜ。
「アルドノア」っていうタイトルのアニメだっけ? 第1話の最後の方、多分、「予言」を参考にしたんじゃないかな?
※83
メッチャ簡単に言うと、原爆は爆竹、原子炉は蝋燭、って感じでしょうか?
原爆は高純度ウラン235が必要ですが、原子炉の場合は4%程度でOKだったと記憶しています。そして、暴走しないようにカドミウムの棒を出し入れして中性子の量を制御します。
少なくとも、原子炉は原爆のような爆発はしない。ただ、原爆による残留放射能は初期が強く、弱まるのが早いけど、原子炉の物は原爆の物より初期が弱く、弱まりが緩やかです。
いずれにしても厄介ですな。
残響のテロルは多分、あの主人公2人とプルトニウム盗んだ人は別人
※56
こちとら診断受けたんですが
未だに新幹線で広島通過する時鳥肌出まくりやぞ
>>米91
嘘やな。
※92
くっさ
実際にはジュリー(高校教師)にはプルトニュウムあっても作れないんじゃないかな?
弾道ミサイルに搭載するには(小型化するには)爆縮型にする必要があって北朝鮮で爆縮する技術の開発が進められているけど実用化はまだ時間がかかるみたいな話を聞いたことがある。
ウラン型は臨界させるのが簡単過ぎて事故が頻繁に起こっているくらいだから材料の精製?できたら原爆できたも同然って感じ?イランが作ろうとしてたの確かコッチ。
黙祷
大昔にアメリカで卒論かなにかで鉄パイプで原爆を作るというのを書いて問題になったことがあったような気がするが。
確かに使い道ないのに装備するのは無駄。でもどうしても見栄のために欲しいんだなこれが。
たっかい腕時計買うのと一緒。核武装論者の脳味噌なんてそんなもん。
よくわかんない
戦時中、日本も原爆研究してたんだよ。
でも、まったく研究が進まないうちに、アメリカに先を越されてしまった。
そして、この戦争で勝ったのはソ連だったんだよなwww
情報戦がいかに大事かを、いまだに学ばない日本は、戦争の反省を今からでもすべき。
二度と負けない為だけでなく、戦わなくてよい相手と戦うハメにならない様に。
それで、腹筋崩壊要素は?
叡智とは深い知性のことだ.
同族が殺しあった末に,自国の力を誇示するために
数十万の無辜の民を殺した原子爆弾は
決して叡智などではなく
人類の愚さの象徴だと思う
腹筋が原子レベルで崩壊すると大変な事になるってことだな。
個々の人間レベルでは叡智と呼べるものもありそうだが人類ってなると思い浮かばないな。
結局、やってることは猿と変わらんよ。
てっきりピンセットで原子を正露丸を割るみたいにして分裂してると思ってた
1億分の1秒で爆発とかすごいな
原爆に関してはあちこちで感情的になる日本人が多いから、
冷静に科学的に仕組みを「説明」してもらえて勉強になった
興味深いよなあ
中性子をぶつけるってどうぶつけるんだろう
中性子が何かすらよう分からんww
ありがとう!
※105
「原子のしくみ」を解説している部分にある原子の構造図を見ておくれ。
図の中で、真ん中の核を作っている粒の中にグレーに色付けされたやつがある。
この電気的にみて+でも-でもない「中性」の粒が中性子。
各々の粒がエネルギーを糊としてくっついているとでも思ってくれ。
大きい原子が壊れて複数の小さな原子に変わるのが核分裂。
このとき、パーツである中性子が余り、同じく余った糊のパワーを得て飛び出すことがある。
原子1つ当たりでみると2~3個程度だとしても、全体でみるとランダムに沢山飛び出すので衝突事故が起こる。
ぶつけられて壊れた原子からまた弾丸のような中性子が出て、進路上に居合わせた他の原子へブチ当たり(ry
それで雪崩れるように崩壊が広がって一気にエネルギー出すのが原爆。
構造や条件で当たり具合を適度に保ち、長々とユルく熱エネルギーいただくのが原子炉。
水爆の説明のとこ「0.99+0.99+0.99+0.99=3.97になります。質量が0.3余りましたね。」ここはどこが間違いで何が正しいのかよくわからんち
質量欠損の3.97倍が正しいなら0.3も余るのおかしいし、四則計算が正しいなら3.97にはならんし0.3も余らんし、0.99がおかしいのか?
水爆は原爆よりはるかに凄いんだよな。
その威力の違いも知りたかった。
それは単純に0.03の間違いだろ。
メントスコーラみたいなもんだろ
※105
化学好きでは中性子の事を原子番号0、質量数1の原子と冗談を言ったりします。
陽子と中性子の違いは電荷があるかないかの違いなので、陽子はアイソスピンが上向き、中性子はアイソスピンが下向き、と区別したりします。
X線は物体を透過するイメージがありますが、金属には透過し辛い。金属に対する透過が必要な場合は中性子線が使われます。
例えば、中性子線は水分には透過し辛いので、弾丸に火薬が入っていれば、火薬の水分に反応して、火薬部の画像は黒く写ります。
「金属に対して透過」を利用したのが中性子爆弾です。これは水爆の一種で、破壊力を抑える代わりに放射される中性子を多くして、頑丈な戦車でも人のみを殺傷しようというものです。人は水の塊みたいなものですから、中性子に対して不透過。即死しなくても、いわゆる放射能病で苦しみます(戦力が減る)。
因みに、逆に何を考えて作り出されたのか分からないのがコバルト爆弾。これは残留放射能が多いのですね。でも、そんな事したら占領出来ないじゃん…。
※107
単純に足し算を間違えててワロタw
管理人は文系なので許してください
水素っつーても三重水素だからなぁ
値段が高い
人間が化石になる方法はいつ解説されるのかと思いながら読んでたら終わってしまった
必ず説明して欲しい
絶対に説明して欲しい
確実に説明して欲しい
100%説明して欲しい
十割説明して欲しい
とりあえずコスパが悪すぎるということだけ理解した
長い!!3行で頼む!!
プルトニウム型の外側にある火薬は爆縮レンズと言って爆発力や燃焼速度
点火タイミングや火薬の成形など非常にシビアで模倣すら難しい高度な代物。
なので理論上は間違いなくとも実験しないと確信は持てない。
各事件が大きなニュースになるのはこのため。
ガンバレル型、ガンバレナイ型
神戸市の東、芦屋西宮の知的障害者施設で未成年利用者に性的な行為をして淫行条例で逮捕された三田谷学園元職員の堂垣直人(西宮市老松町)は、結局どういう罪になったの?
被害者家族のケアを芦屋市役所と兵庫県警はちゃんとやったのか?
差別や虐待は環境を選べない子供には関係ない。
そこそこうまくまとまってるね
補足としては
ガンバレル型のほうが作るの簡単だけど、爆縮レンズ型のほうが安全性とエネルギー変換効率で優れているため現在の主流は爆縮レンズ型だってことくらいかな
理由は
ガンバレルは砲身で発射してぶつけるわけだから、特に技術はいらない代わりに確実な安全装置がつけられない
信管ぬいときゃいいレベルの話じゃない
万が一火事でも起こるか馬鹿が操作ミスったら都市が吹っ飛び戦争が始まるからね
また、ただ単純にぶつけるだけじゃ、記事にもある通りぶつかったとこしか反応しない
対して爆縮レンズ型は、内部に中性子を出すベリリウムだかボロニウムだかを入れるんだけど、それさえぬいときゃたとえ発射ボタン押しても、爆縮レンズが爆発しても反応はおきないから安全
さらに全周から圧力かかるから、無駄になる部分が少ない
しかし爆縮レンズは数百万分の一秒も狂いなく同時に中心に爆圧が達しないといけないから、製造がとんでもなく難しい
そもそも作った当時、計算式が存在しなかったから一人の天才が新しい数学の概念を生み出したほど
計算自体もとんでもなく難しい
今のスパコンなら余裕だろうけど
さらに精密な工業技術も要求される
日本なら余裕だろうけど、そんじょそこらの途上国では製造はほぼ不可能(半島の上半分だできちゃったけどね・・・w)
といったところか
記事は理論よりに説明してたので、実際の製造・工業的に補足してみた
う~ん
あのですね~
いわゆる~
ピカッときてドーンですよね~
つまり逆をやれば超強力な冷房が・・・
ウ~ン
プルトニウムを積んだ弾道弾を、アメリカの五大湖と中国の長江に放り込んだら世界は変わると思うな…
byもんじゅ
※10
材料と環境があれば作れる
材料調達が難
アホな俺でも理解できた!
リトルボーイとファットマン、核分裂反応を起こさせる方法が異なる2つの原爆は、臨界方式と中性子ぶつけ方式の2つの方式それぞれがちゃんと核分裂反応が起こるかどうかを実験したかった的な意図があったのでしょうかね
E=MC^2ってバイバインというかバネを押さえた感じかね
そら力は膨大だわ