という訳で(唐突)、近年日本ではシカやイノシシが増えて困っているのですが、その対策の一つとしても最も確実なのが「ハンターによる狩猟・駆除」です。
狩猟技術は、来るべき終末世界においてもゾンビやモンスターと戦う上で必須のものと言えるでしょう。
といっても相手は野生動物でもあり、誰でも勝手に山で狩猟が出来る訳ではありません。
日本で狩猟を行うためには、まず国家資格である「狩猟免許」を取得し、その後自分が住んでる都道府県にて「狩猟者登録」を行う必要があります。
レッツハンティング!
狩猟免許の取り方
狩猟免許の交付等は、環境省より各都道府県に委任されているので、試験日程などもそれぞれ異なります。
興味がある方は、是非自分の都道府県の狩猟免許試験日程を確認してみてください。
年に数回行われているところがほとんどなので、うまくいけば今から数か月後にハンターになることも不可能ではありません。
免許は、
わな猟免許:わな(くくりわな、はこわな、はこおとし、囲いわな)
第一種銃猟免許:銃器(装薬銃(ライフル銃、散弾銃)、空気銃)
第二種銃猟免許:空気銃
の4種に分かれています。
まずは基本である網猟&わな猟免許を取得し、課金プレイを楽しみたい方は上位スキルのガンナーにランクアップしていけばよいでしょう。
安い中古の銃なら5万円くらいからありますよ!
装備アイテムも自由自在☆
試験は、適正・知識・技能の3つに分かれています。
このうち知識を問うものが筆記試験ですが、さすがに無勉での合格は無理です。
できれば過去問題集がほしいところですが普通の書店ではなかなか手に入りにくいレアアイテムですよね。
よく聞く「猟友会」は、全国に支部がある狩猟者のギルド的団体なのですが、ここで過去問題集(試験例題集)を販売してくれるところも多いので、ちょっとした様子見も兼ねて一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
歓迎してくれるところが多いと思いますよ。
試験自体はあくまで正しい知識の習得を目指すもので、ひっかけ問題のない運転免許試験程度のものだと思って頂いていいと思います。合格率は8割。ちゃんとやればまず大丈夫です。
また技能試験もありますが、一般人がいきなりそんなこと出来る訳ありませんよね。
大丈夫、試験の一週間ほど前に講習があり、そこで丁寧に教えてくれます。
走行中の車両からは発砲NG
何を狩るの?
冒頭でシカやイノシシと言いましたが、狩猟対象の動物はそうした大型動物ばかりではありません。
鳥類だと、
獣類だと、
が規定されています。
ややこしいところでは、イタチのオスはOK、メスはNG。ニホンザルはオスメス問わずNGです。
また、区域や期間によって狩猟が規制されることもありますので、自分の所属エリアの情報に従いましょう。
ゾウの密漁は超NG
猟犬
狩猟の猟果は、「1に犬、2に足、3に鉄砲」によって決まるとも言われています。
訓練された猟犬との絆は何にも代えがたいものになるでしょう。
頼りになる大事な仲間
一口に猟犬といっても、鳥猟犬の『ポインター』、獣猟犬の『ハウンド』や『ビーグル』、そして黒鋼(くろがね)の猟犬である『エクセレント・ハウンド(餓死させられた犬の霊)』など様々です。
特にエクセレント・ハウンドを使役する際には以下の呪文が必要なのは、みなさんもご存じの通りだと思います。
我が身を以って鉛となし(COLLECT A NUMBER OF BODY.)
我が血を以って火薬となす。(CURSE A NUMBER OF ALL.)
妖獣よ(now)
汝の疾走を――(let’S――)
――歓g
「ブツブツうるせぇぞコラァ!」「ゲフゥ!」
※まさかとは思いますが、知らない人はこちらを参照「ゾッとするほど中二病が考えたっぽい武器名書いた奴が優勝
ハンターになる時間
アメリカなどではスポーツハンティングが趣味として確立していますが、日本では銃やナイフに対する忌避感が非常に強く、狩猟=アブナイコトって見方がほとんどだと思います。
例えば、殺人犯のインターネット好きやナイフ好きが問題視されることはあっても、ジョギング好きや温泉好きなどが問題視されることってないですよね。
動物の命に向き合うことで人生観が変わることもあるでしょう。
高齢化が進み、もはや老人ホームの様相を呈している猟友会の若い担い手となって、自然環境の保全に一役かうのもいいでしょう。
まぁそういう理屈は抜きにしても、野山の中で動物の足跡やふんを観察したり生態を考えながら狩猟を行うことって、単純にとってもワクワクする楽しいことだと思いますよ。
ダイビングやスノボ、フットサルなどのリア充アクティビティに乗りきれない我々は、登山ブームや農業ブームの最終進化系である狩猟というフィールド・アクティビティのアルファ・ギークとしてライフハックなポートフォリオのブンガブンガな・・・
要するに、
お前らハンターになろうぜ!
理想の未来が君を待ってるぜ!