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	<title>シンクロニシティ | 腹筋崩壊ニュース</title>
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	<description>あなたの知的好奇心を刺激する</description>
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	<title>シンクロニシティ | 腹筋崩壊ニュース</title>
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	<item>
		<title>双子の不思議な話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[腹筋崩壊ニュース 管理人]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 20 Jul 2014 09:50:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[生活]]></category>
		<category><![CDATA[自然・生物]]></category>
		<category><![CDATA[シンクロニシティ]]></category>
		<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[双子]]></category>
		<category><![CDATA[遺伝]]></category>
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					<description><![CDATA[日本において、双子は不吉な存在とされてきました。 双子を産んだ母親は、畜生腹等とも呼ばれ（動物が一度にたくさん子供を生む事から）、片方を養子に出したり、酷い場合は亡き者にしたりもしたとか…。 これほどまでに双子が嫌われた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>日本において、双子は不吉な存在とされてきました。</p>
<p>双子を産んだ母親は、<span class="red">畜生腹</span>等とも呼ばれ（動物が一度にたくさん子供を生む事から）、片方を養子に出したり、酷い場合は亡き者にしたりもしたとか…。</p>
<p>これほどまでに双子が嫌われた原因はよく分かりませんが、</p>
<p>・母体へのダメージがデカい

・食い扶持の問題

・昔は双子は未熟児になるケースが多い</p>
<p>あたりと思われます。

ただ、もしかすると、双子の奇妙な習性を、昔の人は不気味に感じたというのもあるかも。</p>
<p>今ではさほど珍しくもない双子ですが、その不思議なエピソードをいくつかご紹介します。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">シンクロする双子</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">超シンクロした双子</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">二人だけの世界</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">双子とサヴァン症候群</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">双子の研究</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">シンクロする双子</span></h2>
<p><a title="2014-07-17-22-37-43" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/c/9/c9923669.jpg" target="_blank"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/c/9/c9923669.jpg" alt="2014-07-17-22-37-43" width="400" height="300" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p class="info">映画『シャイニング』より</p>
<p>日本では「遺伝と環境」の関係を調べるために、東大の附属中学・高校は双生児を多く入学させています。そこが出している本を見ると、双子に見られる不思議な現象がいくつも報告されています。</p>
<p>ある双子はそれぞれ別の部活動に所属しているのに、時間をおかずにそろって「右手首をひねった」と保健室にやってきて、本人たちも不思議がっていた。</p>
<p>また別の双子の一方が、卒業後に血液のガンに罹ったあと、もうひとりも同じガンを発症した…などなど。</p>
<p>定期テストで先生が見回りに行くと、別の教室で受けている双子が、まったく同じ質問をすることもよくある、とか。</p>
<p>家庭科の実習でグループ作業をしているときも、グループにおけるポジションは、たとえば一方がリーダーシップを取る位置にあれば、かならずもう一方もリーダーをやっている、とか。</p>
<p>これは、同一のDNA（一卵性）、もしくはきわめて近似したDNA（二卵性）を持つ双子であれば、身体面・精神面できわめて似通っていても不思議はない、とも言えます。</p>
<p>ですが、その説明では少し無理があるようなケースも世の中にはあります。</p>
<h2><span id="toc2">超シンクロした双子</span></h2>
<p>1939年8月、オハイオ州で未婚の母が双子の赤ちゃんを出産しました。二人は生まれてすぐ、里子に出されます。</p>
<p>ルイス家に引き取られた男の子は「ジム」と名づけられ、スプリンガー家に引き取られた男の子も同じく「ジム」と名づけられました。

「ジム」というのはジェイムズのニックネームで、ジェイムズ自体、珍しくもなんともない名前ですから、ここまでなら、よくある「偶然の一致」かもしれません。</p>
<p>しかし、39歳のときに再会した二人は、驚くべき一致を見出すのです。</p>
<p><img decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/e/1/e14bc645.jpg" alt="2014-07-20-14-18-35" width="300" height="230" border="0" hspace="5" /></p>
<div class="kakoi">
・ふたりとも爪を噛む癖がある。</p>
<p>・不眠症の経験がある。</p>
<p>・18のとき偏頭痛が始まり、同じ頃に症状が治まった。</p>
<p>・軽い心臓疾患がある。</p>
<p>・痔がある。</p>
<p>・現在の体重はまったく同じ。ほぼ同じ時期に今より5キロほど重く、ほぼ同じ時期に今の体重になる。</p>
<p>・ふたりとも、最初の妻とは離婚して、その名前は「リンダ」。</p>
<p>・ふたりとも息子に「ジェイムズ・アラン」と名づけた。</p>
<p>・飼い犬の名は、ふたりとも「トイ」。</p>
<p>・最初に就いた職は保安官補、次にガソリンスタンド、今はマクドナルドという職歴も同じ。</p>
<p>・夏期休暇はフロリダの同じ海岸で過ごす。</p>
<p>・ふたりともチェーン・スモーカー、タバコの銘柄も同じ。</p>
<p>・ふたりとも半地下の作業場を持っていて、趣味は日曜大工。
</p></div>
<p>シンクロニシティの見本みたいなこの一卵性双生児の再会は、マスコミの注目を集め、研究者も関心を持ちました。</p>
<p>ミネソタ大学のトム・ボーチャードという心理学者が研究を開始し、同様の双子を34組見つけたのです。</p>
<p>これらの双子の特徴は、二人のあいだに何らかのつながり、精神的感応がなければ起こりえないのではないでしょうか。</p>
<h2><span id="toc3">二人だけの世界</span></h2>
<p>おもしろいのは、このような同一化現象は、離ればなれになった二人のあいだで起こるということです。</p>
<p>一緒に育った双子の場合は、歳を取るにつれ、逆に、二人の間の違いが顕著になっていきます。</p>
<p>一緒に育った場合、アイデンティティを確立しようとする時期に、意識的・無意識的に「相手とは別個の人格」を求めようとするのかもしれません。</p>
<p>しかし、この「自分は自分」という気持ちを持てなかった、もしくはうまく自立できなかった双子はどうなるのでしょうか。</p>
<p>双子の間には、いわゆる「<span class="red">双子語</span>」というものが発現するケースが多くあります。二人の間でだけ通用する独自の言語です。</p>
<p>通常、この双子語は幼いうちに消えてしまいますが、この双子語が、十代になるまで残っていた例として有名なのが、イギリスのギボンズ姉妹（ジューン・ギボンズとジェニファー・ギボンズ）です。</p>
<p><img decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/6/861a19e8.jpg" alt="2014-07-20-14-33-35" width="250" height="200" border="0" hspace="5" /></p>
<p>1963年、イギリス生まれの一卵性双生児、ジューンとジェニファーは、二人だけの言葉を遣い、家族ともほとんど会話を交わすことがありませんでした。</p>
<p>この二人だけの言葉は、周囲からは小鳥のさえずりのように聞こえ、まったく意味の分からない言語でした。</p>
<p>また、二人は、腰を曲げ、アヒルのように不格好に歩きました。二人並んで、まったく同じタイミングでこの歩き方をしているのは、周りの目にはとても奇妙に写りました。</p>
<p>学校へ上がるようになっても、二人は返事すらしません。学校に黒人は二人しかいなかった上、変にシンクロした仕草、誰とも口をきかない。当然のようにいじめられるようになります。</p>
<p>イジメを受けている時の二人は、向き合って互いに相手の肩をかかえ、縮こまって、より一層、二人だけの世界に閉じこもってしまうのです。</p>
<p>ところが学校生活が進むにつれ、徐々に違いが出てきます。ジューンの方は成績が次第にあがっていくのに対し、ジェニファーは最下位のまま。

感情面でも、「自信」が極度に欠如しているほかは比較的バランスのとれていたジューンに対し、ジェニファーはすべてにおいて劣っていました。ところが「指導性」という面だけ、際だって秀でていたのです。</p>
<p>後のインタビューで分かった事ですが、実は二人のまったく同じ動作は、<span class="red">ジェニファーによって強いられたもの</span>でした。</p>
<p>自分の方が10分遅く生まれ、劣っている、と感じていたジェニファーは、ジューンを支配し、目に見える違いをすべてなくして、事実上ひとりの人間になることを望んでいたのです。</p>
<p>一方、ジューンは自由になりたいと思いながらも、ジェニファーに完全に支配されていました。</p>
<p>外に向けては一心同体となるのに、二人だけになると、支配から逃れようとするジューンと、一体となろうとするジェニファーの間で、激しい葛藤が起こるようになっていました。</p>
<p><a title="2014-07-20-18-48-14" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/9/89789bd0.jpg" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/9/89789bd0.jpg" alt="2014-07-20-18-48-14" width="400" height="472" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p>やがて心のバランスを失った二人は、放火をしたり、盗みをはたらいたりして、犯罪を繰りかえすようになります。</p>
<p>じきに逮捕され、裁判にかけられましたが、一切外部とコミュニケーションを取ろうとしなかったことも手伝ってサイコパスと診断され、19歳の時にブロードムーア精神病院という牢獄のような精神病院に収監されてしまうのです。</p>
<p>しかし、そこでも二人の闘争は続きます。

同室に入れれば喧嘩。別室にすれば、相手だけがいい思いをしているのではないかと疑心暗鬼になり憔悴しました。</p>
<p>30歳になった二人が、もう少しオープンな治療施設に移された直後、ジェニファーは急性心筋炎を起こして死んでしまいます。その原因もよくわからないまま。</p>
<p>ジューンは「<span class="red">とうとう私は自由になれた。ジェニファーは私のために、自分の命をあきらめたの</span>」と言いいました。</p>
<p>現在のジューンは社会に出ており、自立して静かに暮らしているといいます。</p>
<h2><span id="toc4">双子とサヴァン症候群</span></h2>
<p>二人だけの世界に閉じこもっていた双子が引き離され、特殊な能力を失ってしまった例もあります。</p>
<p>精神科医でエッセイストのオリバー・サックスは、『妻を帽子と帽子をまちがえた男』のなかで、サヴァン症候群の双子を紹介しています。</p>
<p>この双子は、一方が6桁のある数を言うと、もう一方がにっこりと笑った後、別の6桁の数を言う。</p>
<p>この遊びを、幸せそうに繰りかえしていました。</p>
<p>サックスはその数字に意味があるのだろうか、とメモをしておき、数表で調べてみました。なんとそれは素数だったのです。</p>
<p>サックスは、翌日その素数表をたずさえて、二人の間に入り、8桁の素数を口にします。二人は30秒ほど押し黙って考えたのちに、喜んでサックスの場所を作ってくれました。</p>
<p>やがて、5分以上の時間をかけて、双子の一方が、今度は9桁の素数を出します。もう一人も別の9桁。サックスは本を見て、10桁の素数を口にした…。</p>
<p>一時間後、二人は20桁の素数を口にしていたといいます。</p>
<p><a title="2014-07-20-14-46-53" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/c/4/c4eca81f.jpg" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/c/4/c4eca81f.jpg" alt="2014-07-20-14-46-53" width="400" height="244" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p class="info">プッチ神父など所詮は2～3桁程度</p>
<p>その後、精神病院の方針で、二人は社会性を身につけるために、引き離されることになりました。

別々の施設に移された二人は、手作業を習い、バスに乗ったりするような日常活動もなんとかできるようになったのですが、その代償に、数についての不思議な能力もまた、失われてしまったそうです。</p>
<h2><span id="toc5">双子の研究</span></h2>
<p>このように、双子の間には色々と不思議な事が起こりますが、当然、学術的にも貴重な研究対象とされています。</p>
<p><a title="2014-07-20-18-04-26" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/3/6/36248aee.jpg" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/3/6/36248aee.jpg" alt="2014-07-20-18-04-26" width="400" height="200" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p>例えば、前述の東京大学付属中学では、研究の意味も含めて毎年10組位の双子を入学させていますし、慶應大学でも研究所を設置しています。</p>
<p>性格や好み、能力等は、先天的なものか後天的なものか。こういった事を研究する上で、双子が最も適しているのです。</p>
<p>現在も精力的に研究は続けられていますが、現時点で分かってきていることも、けっこうあります。</p>
<div class="kakoi">
・食べ物の好み

食べ物の嗜好は、遺伝の影響が大きい事が分かっています。特に肉料理は双子の好みは共通しやすく、デザートはあまり共通しないようです。
</div>
<div class="kakoi">
・利き手

双子は左利きになる確率が高いらしい。
</div>
<div class="kakoi">
・リスクに対する姿勢

例えば、知らないレストランに入る事を好むかどうか。こういったリスクに対する姿勢は、環境に依存せず、遺伝の影響が高いと考えられています。
</div>
<div class="kakoi">
・学力

各国において、遺伝の影響が現れる科目は異なっています。例えばイギリスでは数学と英語に、スウェーデンでは数学に遺伝の影響が現れましたが、日本では社会と物理のみでした。

カリキュラムや教え方とも関連するので、今のところは何とも言えないようですね。
</div>
<p>こういった、遺伝と学習の境目の研究が進めば、そのうち、努力すべき所と諦めるべき所もハッキリしてきそうですね。</p>
<p>英語は頑張ってもたいして伸びないとか、サッカーは上手くなりそうとか、相性のいい異性はこのタイプとか、遺伝子レベルで分かるのは、良いような悪いような…。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>「偶然」とかいう不思議現象ｗｗｗ</title>
		<link>https://fknews-2ch.net/archives/39415033.html</link>
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		<dc:creator><![CDATA[腹筋崩壊ニュース 管理人]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Jun 2014 06:05:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オカルト]]></category>
		<category><![CDATA[科学・技術]]></category>
		<category><![CDATA[シンクロニシティ]]></category>
		<category><![CDATA[偶然]]></category>
		<category><![CDATA[物理]]></category>
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					<description><![CDATA[志賀直哉の短編に『剃刀』という作品があります。 ネタバレになりますが、 剃刀を扱うのがうまい床屋が、風邪を押して客のヒゲを剃っているうちに、なんか発作的に客の喉をかき切ってしまう というお話です。 深夜、志賀直哉がこの短 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>志賀直哉の短編に『剃刀』という作品があります。</p>
<p>ネタバレになりますが、</p>
<div class="kakoi">
剃刀を扱うのがうまい床屋が、風邪を押して客のヒゲを剃っているうちに、なんか発作的に客の喉をかき切ってしまう
</div>
<p>というお話です。</p>
<p>深夜、志賀直哉がこの短編を書いているちょうどそのとき、垣根を隔てた隣人が<span class="red">剃刀で喉を切って</span>自殺していました。</p>
<p>志賀直哉はそれを聞いて、不思議な偶然もあるものだなあ、と思ったといいます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/f/5/f5ca3447.jpg" alt="2014-06-17-23-08-10" width="287" height="176" border="0" hspace="5" /></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">小説と現実の奇妙な一致</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">シンクロニシティ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ラプラスの悪魔</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">パウリ効果ｗ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">偶然のない世界</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">小説と現実の奇妙な一致</span></h2>
<p>エドガー・アラン・ポー唯一の長編小説『ナンタケットのアーサー・ゴードン・ピムの物語』（1838年）という作品には、こんなエピソードが出てきます。</p>
<div class="kakoi">
主人公のアーサー・ゴードン・ピムが乗り込んだ捕鯨船が遭難しました。</p>
<p>ピムたち四人は運良く通りかかったオランダ船に乗り込みますが、その船には水も食糧もなく、乗組員は飢えと渇きで全員死んでいまして。</p>
<p>当然、乗り込んだ4人も同じ運命になるわけですが、空腹と渇きに堪えかねた彼らは、<span class="red">くじ引きをして、負けた一人を食べて</span>飢えを凌ぎました。負けたのは一番若い給仕の<span class="blue">リチャード・パーカー</span>でした。
</div>
<p>この作品の発表から46年後の1884年、ミニョネット号というヨットが沈む遭難事故が起こります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/9/f/9f1c3554.jpg" alt="2014-06-17-23-08-10" width="350" height="252" border="0" hspace="5" /></p>
<p class="info">ミニョネット号</p>
<p>ミニョネット号には四人の乗組員がいましたが、なんとか救命ボートに乗り込み、そこからまるで小説になぞらえたような、奇妙な漂流が始まります。</p>
<p>彼らは、雨を飲んだりウミガメを捕まえたりして頑張ったものの、漂流18日目、いよいよ完全に水も食糧も底をつき、4人の男たちは<span class="red">くじ引きで「誰か命を差し出す」ことを決めよう</span>と話し合います。</p>
<p>この時は、一人が断固反対したため、くじ引きは中止になりました。しかし、間も無く乗組員の一人が渇きに堪えかね、海水を飲んで虚脱状態に陥ります。

残った三人は、彼を殺し、血を飲み、肉を食糧としました。</p>
<p>殺された乗組員の名は<span class="red">リチャード・パーカー</span>。彼もまた、給仕でした。</p>
<p>小説と現実の乗組員の数、被害者の名前、職業まで一致する確率はどれほどのものでしょうか。</p>
<p><a title="2014-03-20-20-32-51" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/7/d/7d4a8570.jpg" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/7/d/7d4a8570.jpg" alt="2014-03-20-20-32-51" width="400" height="337" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p class="info">至言</p>
<p>これを単なる「<strong>偶然</strong>の一致」とみなしてよいものか？

もし、「偶然の一致」でないならば、どんな説明ができるのか？</p>
<p>説明方法の一つとして、ユングが提唱した「<span class="blue">シンクロニシティ</span>（共時性）」という概念があります。</p>
<h2><span id="toc2">シンクロニシティ</span></h2>
<p>精神科医であり、心理学者であるカール・ユングは、意味のある偶然の一致のことを、「<span class="blue">シンクロニシティ</span>」（共時性）と名づけました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/5/852eedb1.jpg" alt="2014-06-17-23-08-10" width="300" height="300" border="0" hspace="5" /></p>
<p>ユングはシンクロニシティの事例の一つとして、自身の体験談を紹介しています。</p>
<div class="kakoi">
ユングがある女性患者の面談をおこなっていた時のこと。</p>
<p>この女性はガチガチの合理主義者で、これまでの治療ではなかなか治療に進展がみられませんでした。</p>
<p>そしてその日も、彼女は前の晩に見た夢の話で熱弁をふるっていました。その夢とは、誰かに金色のスカラベを贈られる、というもの。</p>
<p>ちょうどその時、何かが窓を叩いているような音がしました。ユングが振り返ると、虫が外から窓ガラスに何度もぶつかり、どうしても入りたそうにしているのです。</p>
<p>ユングは窓を開けて、飛び込んで来た虫を捕まえてみると、それは緑金色のスカラベでした。</p>
<p>「これがあなたの夢に出てきたスカラベですよ」とユングはその患者にスカラベを渡すと、彼女の合理主義は崩れ、理知的な抵抗の氷が溶け、以後スムーズに治療が進みました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/2/a/2a45b898.jpg" alt="2014-06-17-23-08-10" width="320" height="495" border="0" hspace="5" />
</div>
<p>一般的に、出来事は<span class="blue">原因と結果</span>によって説明されます。因果関係というやつですね。</p>
<p>上記の例が起こった順序が逆なら、

「ああ、ユングにスカラベをもらったから、そんな夢を見たのだなあ」

と説明がつき、誰も不思議には思いません。</p>
<p>ですが、ユングの患者に起こったことは、時系列が逆転しています。</p>
<p>「夢で見たから、スカラベが飛んできて窓ガラスにぶつかった」と言う為には、夢が何らかの作用を外部に及ぼして、外を飛んでいるスカラベに部屋に入ってくるよう、働きかけたことを証明しなければならなくなります。</p>
<p>これをユング流に説明すると、</p>
<div class="kakoi">
出来事と出来事のつながりは縦（時間）方向だけでなく、横方向にも伸びている。</div>
<p>ある瞬間に世界中で生じるあらゆる出来事は、巨大なネットワークのようなもの（＝元型）のなかで、互いにつながっている。</p>
<p>その巨大なネットワークの中で、ある人が直観によって何事かをとらえ、それを行動に移す。</p>
<p>すると、その巨大なネットワークの中の別のところで、それに対応する出来事が同時的に起こる。</p>
<p>見かけはふたつの独立した事象でも、実は相互に関連している。
</p></div>
<p>これが、シンクロニシティです。</p>
<p>夢の中のスカラベと、部屋に入ってこようとするスカラベの間には、「シンクロニシティ」が存在しているというわけですね。</p>
<p>実際、こんな経験は、程度の差はあれ、意外に誰にでも起こるものです。</p>
<p>ある人の噂をしていたらその本人が突然やって来たとか、夢に出てきた旧友から久しぶりにメールが来たとか、互いに関連の無い死刑囚5人が敗北を知りに東京ドームに来たとか。</p>
<p><a title="2014-06-18-21-26-56" href="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/b/c/bc7fa6df.jpg" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/b/c/bc7fa6df.jpg" alt="2014-06-18-21-26-56" width="400" height="368" border="0" hspace="5" /></a></p>
<p>そしてまた、志賀直哉の『剃刀』も、ポーの小説も、この「シンクロニシティ」の例と言えます。</p>
<p>まあ、こんなことを聞くと、バカバカしいと鼻で笑う人も多いと思いますが。</p>
<h2><span id="toc3">ラプラスの悪魔</span></h2>
<p>17世紀の哲学者スピノザは、偶然というものを次のように認識していました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/e/8e677514.jpg" alt="2014-06-17-23-08-11" width="250" height="322" border="0" hspace="5" /></p>
<div class="kakoi">
「ある物が偶然と呼ばれるのは、われわれの認識に欠陥があるからにすぎないのであって、それ以外のいかなる理由によるものでもない」
</div>
<p>そして、同じような認識は、19世紀の数学者ラプラスも持っていました。</p>
<div class="kakoi">
「もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も（過去同様に）全て見えているであろう。」
</div>
<p>これの分かりやすいイメージとして、ビリヤードの球を思い浮かべてみて下さい。</p>
<p>摩擦とか空気抵抗とか細かい話は別として、球を打つ方向と強さが分かれば、未来の球の位置は完璧に予測できます。</p>
<p>仮に球が2個になっても、予測は可能ですね。球同士がぶつかるという要素が加わるだけですから、計算の手間が増えるだけですね。</p>
<p>では、そんなビリヤードの球を<span class="blue">宇宙の全ての原子</span>に当てはめてみたらどうでしょう。</p>
<p>宇宙に存在する原子の数は、だいたい<span class="blue">10<sup>80</sup>個</span>と言われています。強烈な数ですね。人間には計算不可能です。</p>
<p>しかし、もしこれを計算できる超物凄い知性の持ち主がいたら？</p>
<p>こうして考え出されたのが、かの有名な「<span class="blue">ラプラスの悪魔</span>」なんですね。</p>
<p>ラプラスの悪魔なら、およそ全ての要素を計算し、完璧に未来を予測できそうです。彼にとって、全ては必然。偶然の一致など起こり得ません。</p>
<p>競馬を例にとってみると、馬や騎手の能力や調子、コースの状況なんかは当たり前。</p>
<p>それこそ、蹄のすり減り具合、たてがみの空気抵抗、一回の呼吸に含まれる酸素濃度、馬や騎手の脳のシナプスの構成、その他我々には見当もつかないような、ありとあらゆるデータが全て完璧に解析されれば、どの馬が勝つかは必ず明らかになる、という考え方ですね。</p>
<p>こういう考え方を「決定論」と言いますが、古典物理学に染まった我々には、けっこう納得感あります。</p>
<p>ところが、20世紀に入り、量子論における極小の世界の不思議な性質などが明らかになるにつれ、「ラプラスの悪魔」の存在は否定されるようになりました。</p>
<p>例えば、電子の状態は<span class="blue">観測された瞬間に決まる</span>もので、観測されるまでは電子がとり得る状態が一定の確率に基づいて、<span class="red">モヤモヤと重なりあっている</span>と解釈されたりします。</p>
<p>例えば、原子の構造は、原子核の周りをグルグル回っていると思われていましたが、少なくとも観測と実験と計算の結果からは、軌道を描いて回っているわけではなく、波動関数で求められる確率で原子核の周りにモヤッと雲のように存在している事になります。</p>
<p>こうじゃなくて

<img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/4/b/4b359316.jpg" alt="2014-06-19-14-51-19" width="200" height="142" border="0" hspace="5" /></p>
<p>こう

<img decoding="async" class="image pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/GIF/39415033/01.gif" alt="no title" border="0" hspace="5" /></p>
<p>管理人のような、よく分かってない人間が気合で説明すると、こういう訳分からない説明になっちゃうのですが、「シュレーディンガーの猫」とか「二重スリット実験」とか有名すよね。</p>
<p></p>
<p class="info">分かりやすい二重スリット実験の解説</p>
<p>まあそうして、現代物理学では決定論は否定されるようになりました。</p>
<h2><span id="toc4">パウリ効果ｗ</span></h2>
<p>そういった科学の新たな進展と歩調を合わすかのように、ユングの「シンクロニシティ」の共同研究者が、現代物理学の領域から登場します。</p>
<p>その人物は、物理学者の<span class="blue">ヴォルフガング・パウリ</span>。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/8/f/8ff6b7aa.jpg" alt="2014-06-19-14-34-14" width="280" height="396" border="0" hspace="5" /></p>
<p>彼は、若くしてアインシュタインの後継者と言われ、ニュートリノの存在を予言する等、数々の輝かしい功績を持ち、後にノーベル物理学賞をも受賞する、現代物理学において大変重要な人物です。</p>
<p>そんな彼には、ある種超常的な能力がありました。それが、「<span class="red">パウリ効果</span>」と呼ばれるものでした。</p>
<p>彼は実験がヘタで、しょっちゅう実験器具を壊していました。そのうち、パウリが近くにいるだけで実験器具が壊れることもあり、それを周囲の人は「パウリ効果」だと言って笑っていました。</p>
<p>このパウリ効果には、数々の逸話があります。</p>
<p class="info">以下、<a rel="noopener" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AA%E5%8A%B9%E6%9E%9C" target="_blank">Wikipedia 『パウリ効果』</a>より引用</p>
<div class="kakoi">
パウリの友人でもあった物理学者のオットー・シュテルンはこの効果を恐れ、パウリを自分の実験室に入れたがらなかった。
</div>
<div class="kakoi">
物理学者ヴァルター・ハイトラーの講義を聞いていたパウリは、その内容に不満を持ち、講義が終わると勢いよく演壇に駆け寄った。</p>
<p>パウリがハイトラーの座っていた長椅子の反対側に座り詰め寄ると、ハイトラーの椅子の背が壊れた。その場にいたジョージ・ガモフは思わず「パウリ効果だ！」と叫んだ。
</p></div>
<div class="kakoi">
ゲッティンゲンの研究所で、実験中に原因不明の爆発事故が起こった。研究員はさっそくパウリを疑ったが、当日パウリは出張で不在だった。</p>
<p>しかし後に、パウリはその日別の場所へと列車で移動中で、爆発が起こった時間ちょうどゲッティンゲンの駅に停車中だったことが明らかになった。
</p></div>
<div class="kakoi">
ある日パウリはハンブルクの天文台の見学に誘われた。</p>
<p>パウリ自身、パウリ効果を気にしており、はじめは「望遠鏡は高価だから」と断ったが、周囲の説得により同行することにした。</p>
<p>案の定、パウリがドーム内に入ると、大きな音がして望遠鏡の蓋が落ち粉々になった。
</p></div>
<div class="kakoi">
ある歓迎会で、主催者がパウリ効果を実演させようと、パウリが部屋に入った時にシャンデリアが落ちるという仕掛けをあらかじめ仕込んでおいた。</p>
<p>しかし、パウリが来たときにシャンデリアが落ちることはなかった。その仕掛け自体が壊れて作動しなくなったのである。
</p></div>
<p>「見かけはふたつの独立した事象（パウリが近くにいる事と、ものが壊れる事）でも、実は相互に関連している。」</p>
<p>まさにシンクロニシティともいえるパウリ効果ですが、パウリ自身は意外に合理主義者ではなく、この現象をけっこう真面目に受け止めていました。また、この時期、母親の自殺や不眠症などもあって、精神的にかなり消耗していました。</p>
<p>そうして、三十歳のとき、パウリは<span class="red">患者として</span>ユングを訪れたのです。</p>
<p>ユングはパウリのことを「その並外れた知性が彼の抱えている問題の元凶だった」と見てとります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="pict" src="https://fknews-2ch.net/wp-content/uploads/fknews/imgs/a/b/ab9c5ff5.jpg" alt="2014-06-19-14-35-32" width="330" height="444" border="0" hspace="5" /></p>
<p>研究に打ち込む日々の中で、自らの感情と接触を失い、精神的に完全にまいっていたパウリを救ったのは、科学的とは決して言えないユングの世界でした。</p>
<p>やがてパウリとユングは「シンクロニシティ」について共同研究を行うようになりますした。

一見すると物理学者が変なオカルトにはまったというように見えます。</p>
<p>しかし、<span class="red">物理的な因果関係を観測して説明できないが、統計的・確率的に明確な関連がある</span>という意味で、シンクロニシティの概念を量子力学の世界で起こる不思議な現象に転用出来るのではないかと思うのは、ある意味で必然でした。</p>
<p>このユングとパウリの共同研究は、「ユング=パウリ書簡」として記録されています。</p>
<p>そんなパウリは、57歳の時にすい臓ガンに倒れます。その時運び込まれた病室は、<span class="red">137号室</span>。</p>
<p>パウリは、「微細構造定数」<span class="info">（素粒子同士の相互作用を表すとても重要な値）</span>である1/137.03599…が何故その値なのか、生涯悩んでいました。神様からどんな質問をしてもいいと言われたら、まっさきに聞いてみたいのは「なぜ 1/137 なのか？」だとも述べています。</p>
<p>そんな彼が最後に運び込まれた病室が137号室。パウリは、その病室から生きて出ることは無いと悟ったといいます。</p>
<h2><span id="toc5">偶然のない世界</span></h2>
<p>さて、シンクロニシティがあるのかないのかはともかく、我々の生活レベルで見れば、「偶然」は姿を消しつつあるのかもしれません。</p>
<p>統計学の進歩によって、これまでなかったほど大勢の人の行動が、記録され集積され、さらに分析され予測されるようになってきました。</p>
<p>個々の人にとってみれば、のっぴきならない必然に裏打ちされて取った行動のはずなのに、数百万、数千万という規模でみると、「<span class="blue">予測しうる行動</span>」であり、その行動を誘導し得るものになっていくのです。</p>
<p>「ラプラスの悪魔」はいなくても、人が一定方向へ誘導されているならば、その行方を予測するのは「悪魔」でなくても可能です。</p>
<p>例えば、友だちに思いがけない場所で「偶然」会った。</p>
<p>けれどもその場所へ行ったのは、ふたりともネットで同じ広告を見ていたからだった。

その広告がネットに掲示されたのは、ふたりの年齢、出身などのデータから割り出されたものだった。</p>
<p>だとしたら、もはやこれは「偶然」とは呼べなくなってしまいます。</p>
<p>ユングの「シンクロニシティ」は、非科学的な思想という評価の域を出ませんでしたが、本人の知らない所で誘導された「偶然」は、これからも増えていくのでしょう。</p>
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