タイトルの通りです。
絶対大昔に宇宙人来てたと思うんですが。
ピラミッド、ストーンヘンジ、モアイ像、ティワナコ遺跡、ナスカの地上絵等々。
こういった巨大建造物は、宇宙人が作ったor作り方を教えた的な語られ方をします。
こういった説を唱える我々の最大の弱点は、さっぱり証拠が無いことです。
実際のところ、本当に当時の人間にピラミッドは作れなかったのか、よく分からないわけです。
さらに、最近のUFO系ネタは、CG技術の進歩とともに、インチキが蔓延しており、真贋を見極める事はもはや不可能です。
そこで、捏造のしようが無い、古い絵画や壁画に活路を見出していきたいと思います。
絵画に描かれたUFO?
これはけっこう有名な話ですが、キリスト関係の西洋絵画に、あからさまにUFOらしきものが描かれたりしています。
代表的なものとしては、
「受胎告知」1486年 カルロ・クリベリ
「聖母と聖ジョバンニーノ」1400年代 フィリッポ・リッヒ
「雪の奇跡」1400年頃 マゾリーノ・ダ・パニカーレ
「キリストの洗礼」1710年 アールト・デ・ヘルデル
「三位一体」1595年 ボナベントウラ・サリンベーニ
これらは、見た目完璧にUFOです。
たまたまそう見えるのではなく、明確に何かを意図して描かれたのが分かります。
新約聖書に登場するUFO?
新約聖書には、「ベツレヘムの星」または「動く星」と言われるものが登場します。
ベツレヘムの星
ベツレヘムの星は、東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた、キリスト教徒にとって宗教的な星である。
マタイによる福音書によれば、博士たちは星の出現に霊感を受けて「東方」からエルサレムまで旅をした。
う~む、UFOっぽい。
旧約聖書に登場するUFO?
さらに、旧約聖書には、いやに具体的なUFO(らしきもの)の描写が。
ちょっと特徴を並べてみると、
・大きな雲、火、光、激しい風を起こす
・金属質の輝きを放つ
・その中に4人いる
・人間のような姿だが、4つの顔と4つの翼を持つ
・正面は人間、右は獅子、左は牛、後ろは鷲の顔
・頭上には、水晶のように輝く大空のようなものがある
・翼は移動するときも向きを変えない
・一対の翼は頭上で互いに触れ合い、もう一対は体を覆っている
・体は燃える炭火のようで、火が体の周りを行き来し、火からは稲妻が出ている
・脚はまっすぐ
・足の裏は青銅っぽい輝き
・翼の下には手が4本生えている
・傍らの地面にエメラルドのような車輪がある
・車輪の構造は、車輪の中にもう一つの車輪があるような感じ
・移動するとき、どの方向にも進むことができ、移動するときも向きを変えない
・車輪の周囲一面に目がついている
これはケルビムという大天使の姿形ですが、かなり複雑なデザインです。というか、全然形がわかりません。
宗教画家も、ケルビムの描写にはかなり苦心をしています。
中世に描かれたケルビム
メガテンver
元NASAの科学者が主張するケルビムの形
どれが正解なのでしょう。
神様の名前?
さらにさらに、旧約聖書に出て来る神様は、一般には「YHVH(ヤハウェ)」と言われていますが、旧約聖書の「創世記」では、「エロヒム」と書かれています。
この「エロヒム(elohim)」を直訳すると、天空の人々という意味になります。
「エル(el)」が天空、「イム(im)」が人間の複数形です。
そもそも、唯一神なのに複数形?という疑問が湧きますね。
これは、神の普遍性や偉大さを意味すると説明されていますが、やや苦しい解釈かなと思います。
他の書で出てくる「YHVH」は単数形ですし。
ここは、やはり天空から降りてきた人々と解釈したいところです。その人々のうちの一人が、YHVHなのかもしれません。
聖書詳しい人から軽く論破されそう…。